不動産の解約条項

2012年1月22日

普通に進む事柄でも、まず疑ってかかってちょうど…という世知辛いご時世になりました。

そういう流れでしょうか、賃貸物件を借りるときに交わす賃貸借契約書には、解約条項にこんなことが書いてあります。

借りている人は、これこれを守ってください。
もしそれらが守られなかったら、貸主側はこの契約を催告した後に解約することができます、と。

さらに、

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借りる側が、貸主との間でこれ以上契約を継続することが困難というような信用を害する行為があった時、貸主はは催告をした
後に解約できますよ

という内容の一文が載っています。
古い契約書には無い一文です。

期せずして、最近こんな相談を受けました。

相談者は、親から相続した中にマンションの1室がありました。
そこは現在月額75,000円で貸しています。
ただ、亡くなった父親とその入居者は家賃は値上げしないと口約束していたと…。

相談者は相場からいて格安になっていることもあるし、
煩わしいので売ってしまいたい。
でも、値上したい貸主の意思と折り合いがつかずにそのままになって
ついには入居者に値上げの通告をしたところ険悪な関係になってしまっている、と。

契約書を見せてもらいましたが、当時、何かから引っ張ってきた契約書のようで、
解約条項については一切触れてませんでした。

つまり、借主の主張がなんでも通る内容なのです。

決めごとには、(想定外でも)最悪の状況を考えてつくっておかないといけませんね。

そういう時こそ、信頼できるプロの不動産業者を活用していただいて欲しいですね。
知識もないまま戦いに臨むのは得策ではありません。

アパートとプロパンガスの相性

2012年1月22日

爆発事故…実はプロパンガスと都市ガスでの事故件数て、ほとんど差が無いのご存知でした?

信じられないようなことですが…一応データでしたので。
事故での死者数も都市ガス対プロパンだと、多い年もあれば、そうでない年も…と特に傾向はありません。

なのに、プロパンガスと爆発事故はかなり深い結びつきのように思ってしまっています。

小規模のアパートを建てる場合、プロパンガスを利用するケースがありますが、
それにはワケがあります。

イニシャルコストが安い…
都市ガスですと、アスファルトの道を掘って管をつないで、また埋め戻します。
プロパンガスですと、置き場を設けてそこから各戸へ配管すれば終わりです。

イニシャルコストが安いということは、すぐ建築主であるあなたの儲け…利回りに影響します。

嫌われ者のプロパンですが、
良い点もあるので許してあげてください。

・地震などで都市ガスのライフラインが破損しても、プロパンならボンベにガスさえあればすぐ使える。
・火力が強い

そんなに良い点…ないか。
事業者にとっては、いくつか隠されたメリットていうのがあるのですが…それはきっと企業秘密。

来店された方だけに私がこっそりお教えしましょう。
嫌われる理由は…

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結構ありますね。

そうそう、ひとつだけ言わせて下さい。
確かに建築主から見て、都市ガスの工事をしなくていいことは利回りの数字が高くなるので、利回り的にありがたいことかもし
れませんが、
それは建築費を安くあげて利回りを高くしたい建築会社の勝手で、
都市ガスの工事をしてもなおかつそのくらいの利回りの数字を確保すべきじゃないかと思うのです。

なぜなら、入居者もなんとなくプロパンガスの物件を避ける傾向があるからです。
爆発が怖いからと、毎月の料金が高いからという理由で。

そこも考えておきましょう。

新築マンション…こわくて言えない

2012年1月22日

マンション建設の○○○○…、
○○コーポレーション…、
○○パレス…

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いろいろ宣伝していますよね。土地活用にアパートを!て。

私、あれだけ宣伝しても儲かるしくみを知ってしまいました。

とても怖くて、ネットになんかに書けません。

以前、私も投資用アパート・マンションの建築会社にいたので、
従事している方々からの話をまとめると…

ああ、恐ろしい。

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すべてがそうとは言いませんけど、私は考えてしまいますね~。

だって…ね~、そりゃひどいよ…。

え?これから資料請求するところだった?
ならば一度、ご相談ください。