建築確認済証・検査済証

2012年2月5日

(建築)確認済証をとらずに着工すれば、違法です。滅多に見ません。検査済証が無い物件は多いです。

建築基準法上は完成から4日以内に完了検査を受けなければいけません。しかし、住宅に関して約20年位前までは完了検査を受て検査済証をもらうという行為を建築主も行政もそんなに遵守していなかったと思います。

 

 

確認済証は重要でしたが、今では考えられないことですが、検査済証な対しては重要ではない感じでした。極端なはなし、適当な建築確認申請でよかったとも言えることです。

 

 

 

住宅金融公庫(当時)も中間検査は義務付けていましたが完了検査の義務を課さなかったということもあり、当時は銀行融資よりも住宅金融公庫の融資が圧倒的に多かったわけですから結果的に違法建築物であっても融資を受けて建築できてしまったという事例が多数あります。
また、行政も業務の繁忙のためか確認済証を出した物件にたいして完了検査申請が出なければ完了検査をしないというスタンスでしたから、建築基準法で定めがあっても完了検査を受けていない物件が多数あります。

 

 

 

中古住宅として市場に出ている昭和の物件ではよくあることです。仲介業者としては、このような物件を扱いなれていますからさして問題にはしません。

 

 

 

 

 

 

 

デメリットとしては、ローンが通らない可能性がわずかですが、あるということです。企業のコンプライアンスが問われる時代になって、金融機関は違法なものに融資しない姿勢をとっています。違法であるか適法であるかの判断材料として検査済証を添付書類とする金融機関が増えています。
また、土地の値段しか借り入れしないとしても建物が建っていれば土地・建物の両方に抵当権設定して融資をするのが一般的です。違法な建築物に対して金融機関がどのように判断するかが鍵になると思います。

2012年使える住宅購入の優遇制度はこれです

2012年2月4日

税金の軽減や住宅ローン金利の引き下げなど、住宅購入を後押ししてくれる優遇制度は沢山あります。

しかし、2012年1月にまとめた「社会保障・税一体改革素案」で消費税アップや相続税の増税を打ち出している中、特に消費税増税は住宅購入に大きく影響してきます。

現在の制度をもう一度整理して購入時期等、将来設計を考える必要がありそうです。

 

①    住宅ローン

優遇内容:控除額最大300万円(長期優良住宅又は認定省エネ住宅なら最大400万円)

建物の条件:有/人の条件:有

適用期間:2013年3月31日の入居まで(2013年は控除額が縮小)

②    贈与税の特例

優遇内容:親や祖父母からの住宅資金の贈与について1000万円(省エネ又は耐震住宅なら1500万円)まで非課税

建物の条件:有/人の条件:有

適用期間:2014年12月31日の贈与まで(2013年以降は非課税枠が縮小)

③    フラット35Sベーシック/エコ

優遇内容:当初5年間0.7%(東日本大震災被災地は1.0%)金利引き下げ

建物条件:有/人の条件:有

適用期間:2012年10月31日の申し込みまで

④    復興支援・住宅エコポイント制度

優遇内容:15万円(東日本大震災被災地は30万円)相当のポイント

建物の条件:有/人の条件:無

適用期間:2012年10月31日の着工まで

⑤    不動産所得税の軽減

優遇内容:土地・建物の税額を軽減(標準税率4%→3%など)

建物の条件:有/人の条件:無

適用期間:2015年3月31日の取得まで※

⑥    登録免許税の軽減

優遇内容:建物・ローン分の税率を軽減(新築住宅0.4%→0.3%など)

建物の条件:有/人の条件:無

適用期間:2013年3月31日の登記まで

⑦    固定資産税の軽減

優遇内容:新築後3年間(マンションは5年間)の税率を1/2に

建物の条件:有/人の条件:無

適用期間:2014年3月31日の新築まで※

⑧    長期優良住宅優遇制度

優遇内容:各種税金(固定資産税を新築後5年間<マンションは7年間>1/2など)、

フラット35Sの金利引き下げ期間が20年に

建物の条件:有/人の条件:有

適用期間:2014年3月31日まで(住宅ローン控除、フラット35Sを除く)※

⑨    譲渡損失の繰越制度

優遇内容:自宅を売って損した金額を最長4年間の所得から繰り越して控除

建物の条件:有/人の条件:有

適用期間:2013年12月31日の売却まで※

※2012年度税制改正に盛り込まれた改正内容です。

建売用地の仕入れ(不動産仕入担当/事業部)

2012年2月4日

不動業界を甘く見た意見ありますが、現実は甘くないです。はたから見るといつも遊んでいるように見えバカ話しかしていないように見えるのですが・・・

土地の仕入れという仕事は、土地が高騰していれば持ち主が安くは売りたくない。土地が下落していれば、損をして売りたくない。
その中での交渉です。タイミング・我慢比べと言ったところでしょうか・・・・

 

 

 

 

 

仕事上のハードさは、新規開拓の辛さです。(簡単には、土地の情報を貰えません。当然なのですが、他人の財産を、見ず知らずの人間に開示しません。)

 

 

 

電話営業・飛び込み営業から交渉ですから。事業用地を仕入れるのが仕事ですから、仕入れが上手くいかなければ風当たりが強くなるのがハードなところです。モノを売る営業が売れないと辛いというのと同じです。新人の営業マンは、用地仕入れはとにかく町を歩いて、いろいろ見たり地主や不動産屋さんを訪問しないといけないって点です。用地を仕入れるのにノルマを設けてる会社もあります。高い金払って仕入れようとしてるのに

ノルマ設けて焦って変な土地買わすなんて、そんな愚かな構造にはならないと思うのですが・・・くびにしたい社員を仕入れの仕事をさせると、いつでも辞めさせることのできる状況が出来ます。(それでも、何年も結果だせず在籍している方々もいらっしゃいますが・・・・)
不動産会社は腐るほどあるし、みんなプロですし、みんなライバルです。自分達が良いなって思う場所は
当然、何十社っていうライバルも目をつけてるはずです。しかも、購入して、何かを立ててそれが売れなくて空振りしたら・・・・・・

大損害。。。

私は、こんな仕事を何年も・・・・・

建売用地ご紹介ください!

よろしくお願いします。お気軽にご連絡ください。