IHクッキングヒーターは片想い

2012年2月4日

賃貸アパート・マンションを考える場合、大家さんを目指すあなたにとってオール電化を検討されると思います。
理由は様々だと思いますが

大家さんが大好きなIHクッキングヒーター

・火事になる心配がない

・きれい、かっこいい

・流行

・設備費がガスに比べて安い(すなわち利回りアップ)

・トラブルが少ない
など…。

でも意外に入居希望者からはIHはあまり歓迎されていないようですね。少なくても今は。

いろいろな資料を見ると、入居者の最近の好みで「バス・トイレ別」「ガスコンロ×2」がいつも上位を占めています。

1口じゃなくて…

私も前職でアパート・マンションを建築していましたが、

2口ですよ~

IHがあまり好かれていないのを目の当たりにして驚いたものです。

好まれない理由もこれまた様々でしたが、一番多かったのが、
「それ用の鍋をわざわざ買わないといけない」という理由でした。まだIHが浸透していないのですね。

ですから年月が経ち、IHが市民権を持つようになれば、入居者の希望も変わってくるかもしれません。

それにしても、これだけ発電所がピンチなのになぜ電化を進めるのでしょう?プラグインのクルマも。

IHを導入するならアンペア数に注意を

あ、前職のアパートではIHを導入しましたが、エアコンをONの状態でIHを使うとブレーカーが落ちました。これは設計ミ スですね。IHを使うたびにエアコンを切るって…。

日当たり良好≪コーポラス白妙≫のご紹介

2012年2月3日

とうとう風邪をひいてしまいました。今回の風邪菌は、お腹の具合をすこぶる悪くする菌らしく熱はあまり出ないのですが、お腹がずっとシクシク痛い感じです。寒い日が続いておりますので皆様もご注意ください。

本日は南吉田小学校からもほど近い賃貸マンション≪コープラス白妙≫のご紹介です。

前面が広いバス道路なので、お向かいに≪ガーデンプラザ横浜南≫という大型マンションがあるにもかかわらず日当たり良好なマンションです。

管理も行き届いておりますので共用部分は、いつでもすっきりしていて気持ちが良いです。

玄関のカギは電子キーなので鍵をなくしてお部屋に入れない!といったトラブルもありません。モチロン鍵交換費用もかかりません。

裏道を真っ直ぐ進むと突き当たりは「横浜橋商店街」です。郵便局やクリーニング店、モスバーガ―に歩いて30秒。「市大病院」も近い好立地!

間取りはファミリータイプの2DKがほとんどで各階1室ぐらいと少ないですが1DKタイプもあります。
現在募集しているお部屋は4階です。

【住所】 横浜市南区白妙町2-7

【構造】 鉄筋コンクリート造 9階建て

【築年】 1988年

【設備】 バス・トイレ別 給湯 都市ガス 収納スペース(各部屋にあり) バルコニー エアコン エレベーター

【賃貸条件】 賃料¥88,000 管理費なし 礼金1ヶ月 敷金2ケ月

【間取】 2DK 38.10㎡ [和室6帖 洋室6帖 DK]

横浜ブルーライン「阪東橋駅」徒歩3分(240m) 京急本線「黄金町駅」徒歩8分(630m)

ファミリータイプのマンションは希少です!早めに内見しに来てください!

 

原状回復義務における経年劣化の考え方

2012年2月3日

経年劣化とは、住宅(クロス・畳・クッションフロア・カーペットなど)は時間の経過と共にその価値が減少するということで、敷金において仮に借主(入居者)が原状回復費用を負担することとなった場合でも、経年劣化を考慮し、価値の減少分まで負担させる必要はないということです。

そして価値の減少分が、「通常損耗(自然損耗)」となるのです。                              

毎月支払っている賃料には「経年劣化、通常損耗(自然損耗)による修繕費用は含まれている」とされていますので、例え故意、過失、善管注意義務違反等で、クロスの張替え費用を全額、借主(入居者)が負担することとなった場合でも、「経年劣化・通常損耗(自然損耗)」分を差し引いた額しか負担する義務はなく、当然、住宅(クロス・フローリングなど)の価値は年々減少していきますので、長く住めば住むほど負担割合も少なくなるのです。

例えば入居後1年で退去した場合と、10年で退去した場合では、当然、価値の減少分「通常損耗(自然損耗)」は大きく異なります。
国土交通省の原状回復をめぐるトラブル事例とガイドラインによると、
◎入居後(新品のクロス等の場合)4年で退去⇒「約50%の価値減少」
◎入居後(新品のクロス等の場合)10年で退去⇒「約80~100%の価値減少」

となっていますので、例えば入居後(新品のクロス等)4年で退去した場合で、借主(入居者)の故意、過失等でクロスを損耗させてしまった場合でも、クロスの張替え費用全額負担する必要はなく、半額負担でよいと考えられます。

要するに4年で退去した場合、「自然損耗分(価値の減少による修繕費費用等)50%」は、4年間支払った家賃に含まれていると考えられているので、退去時に自然損耗分まで支払う必要はないのです。

自然損耗分については明確な基準がなく、一概に何年住めば、何%が自然損耗分とはハッキリとはいえませんので、自然損耗分について理解したうえで、最終的には貸主(大家さん)、借主(入居者)双方の話し合いによって、妥協点を探していくしかないのです。

中には借主が何も知らないという事で修繕の見積もりを出して全額請求する場合もあるので、借主の立場として予め理解しておくことも大切なことです。