賃貸住宅管理業者登録制度をご存知ですか?

2012年1月28日

昨日賃貸管理セミナーに参加しました。

弊社もこの度「賃貸住宅管理業者登録」を正式に行い、詳細の勉強の為に参加しました。

国土交通省の告示による賃貸住宅管理の登録制度が今年から施行されます。

賃貸管理業務に関して、不動産会社により対応が様々だったものを一定のルールをもうけ適切に管理が行われる事を目的としています。

この登録制度は賃貸管理をしている不動産業者が絶対登録しなければいけないという事ではなく、登録をしなくても通常の賃貸管理を続ける事は違法ではありません。「宅地建物取引業者免許」と違い(これは免許が無いと不動産業を行う事は出来ない)あくまでも任意です。

ただ一定のルールを設ける事で借主と貸主の利益保護を図り、登録業者を公表する事により、借主は管理業者や物件選択の判断材料として活用する事ができるわけです。

これからも、より一層借主が安心して入居できる心のこもった管理をめざします!

個人情報保護法(略称)があるのに…

2012年1月28日

個人情報を取り扱う者にとって、この法律は悪い意味で考えさせられてしまいます。
2003年(平成15年)5月23日成立、2005年(平成17年)4月1日全面施行の…あれです。

この法律のために、不動産を取引する私たちとしては、お客様へ発行する書類は増え、説明することも増え、行政機関などで今まで普通に聞けたことが聞けなくなり…。

一方、子供の学校での話ですが、上履きや体操着に名前を書かないようになったり、名簿を作成しなかったり…

とても面倒な世の中になった感じがします。もう慣れましたが。

ただ、情報を保有している源で情報漏洩があると、手間を掛けて情報を厳重に守っている私たちは何だったのか?と思います。

漏らした本人は、「ごめんなさい」だけですけど。

名簿は相変わらず闇で売買されているようですし、実際、どこで調べたのかわかりませんが、望まないDMが送られてきます。

情報の源で保存しているところはもっと慎重に扱って欲しいですよね。

その名簿、どこから?

夕方にかかってくる投資マンションの電話営業…どこからのどんな名簿を使っているのでしょう?
「要らない」て言うのも面倒なんですが。

契約書は紙で

2012年1月28日

コンピュータが今ほど発達していないときに
「これが普及すると紙がいらなくなる」と言われ、「ペーパーレス社会」という言葉もできました。

なるほど、PCからPCへメールを飛ばせば、紙に書いてファックスしていた分、紙が節約できる…そう思っていました。

イメージ写真

どうですか?みなさんの周り?

ペーパーレスどころか、今はペーパーだらけ。

メールが来たら、それをプリントアウトしてファイルして…、なんてことしてませんか?

実は不動産の契約…契約書はやはり「紙」が登場します。
これは、電子化が難しいのではないでしょうか?

紙がそのまま残っているだけでなく、どんどん増えているような気がします。

お客様が反社会勢力じゃないことや、将来、反社会勢力に譲渡しないことの誓約書や、
契約前の重要事項説明も、以前書きましたように、
言わなくてもわかるような当たり前のことでも、必ず書くようにとお達しが来ます。

「契約する不動産の隣は第三者が所有するところだから将来何が建つかわかりません」…なんて、わざわざ書かないといけないのでしょうかね?

たまたまですけど、火災保険の契約でも、やはり「紙」が多くなっているような気がします。
金融庁のお達しなので…というのが「言いわけ」なようですけど、
彼らの責任逃れのために、私たちの作業が増えるのはどうも気持良くないものです。

ペーパーレスはもはや死語?
あのころに「製紙業」の株を買っておけば…良かった?