マンション管理会社は管理委託費では儲からない?

2012年2月13日

マンション管理会社にとって、管理委託費で儲けることは難しくなっている傾向があるようです。

その理由は、マンション管理適正化法の制定やマンション管理組合の意識の向上に伴って、管理委託費に向ける目が厳しくなっているからです。

今では、管理組合主導で全面委託から一部委託に変更したり、管理委託費の引き下げを迫ることは当たり前になっています。

そして、管理会社としても同業者との競争が激しくなり、委託費の値下げを交渉されれば、管理仕様を落とさずに無条件で一定の値引きをすることは避けられません。

 

そんな管理会社にとって最後の聖域と言えるのが修繕工事です。

特に大規模修繕の場合は、費用も掛かる為下請け孫請け業者よりマージンを吸収できるので工事のたびに大きな利益を得ることが出来るようになっています。

 

私もマンション居住者で、管理組合はあるのですが積極的な参加は正直していないのが現実です。

全て管理会社任せでは何か工事をする際に必要以上に経費を掛けたり今すぐ必要ではない工事を進める方向に持っていったり…という事も考えられます。

1区分所有者としての自覚を改めて持たなければいけないなと感じます。                

もし、管理会社より工事に関する提案等あれば良く考える必要があるかもしれません。

勿論、区分所有者の為の提案だと思うのですが…。

家を買う

2012年2月13日

今、家を買うべきかどうか。結論から言うと、その人のライフスタイルで、

買うかどうかを考えるべきだと思います。

家を買う環境自体は悪くはないですし、金融機関の住宅ローン金利は、2~3年前より優遇されているし、

住宅価格も大幅に下がっています。

住宅ローン控除も拡充されている。

買いやすいことは事実なのですが、収入がついていけるのかが重要なのです。

ローンを組む場合、一般的には、頭金の割合を大きくし、

毎月の返済額を抑えることがよしとされています。

金利リスクを重視するからです。

しかし、今は重視すべきは、金利リスクではなく、収入減のリスクなのですが、

そんな不安を抱えていたら、大きな買い物はまずできません。

もちろん、100%ローンは避けるべきですが、

購入価格の30%を頭金に充てられる資金があるなら、

それを25%にとどめ、

ぎりぎりのところの金額を借入するのがベストと思います。

不動産購入…迷った時には

2012年2月13日

東京ゲートブリッジ開通に思うことがあります。

航空機が近くを通過するため(その数値的なことはわかりませんが)高さが98.1m以下になっているとか。
さらに大型船が通れるように、54.1mの高さ、300m開口幅があるそうです。

そういえば、横浜のベイブリッジもそんなこと言ってたのを思い出しました。
クイーンエリザベスⅡが通れるように…という高さに造ったのですが…もうその船は新型になってしまい、
横浜の大桟橋につけることができないから、ブリッジをくぐらずに留められる、大黒埠頭に接岸します。
これじゃ~乗客は“貨物扱いか?”と思うことでしょうね。
ベイブリッジをそれに合わせて高さを変えるのは不可能でしょう。

私たちが扱う住宅も、同じことが言えるのではないか…と。

昭和50年ころは今のように車が普及するとは思わなかったから車庫は1台分が普通でした。
家族が多かったから、部屋数は5~6LDKなんてザラでした。

ところが今のスタンダードはご存知のとおり全然違います。

では、将来はどうなるのでしょうか?

今は駅から徒歩圏内の物件がもてはやされていますが、
もしかしたら仕事の形態が変わり「駅」というしがらみから解放されてしまうかもしれません。

ガソリン車は過去の遺産となり、セグウェイやそれにかわる機械が車の代わりになるかもしれません。

スタンダードは変わるのです。

船はどんどん進歩して、一寄港地の橋の高さに合わせようとはしません。

私たちの生活も変化し、今の「常識」がそうでなくなるかも知れません。

そんなことを思うと、悩んで(不動産を)買えなくなってしまいますか?
ひとりで悩まずに、一緒に考えましょう。どうぞご相談ください。