手付金・違約金

2012年3月26日

「手付金」には以下の3種類の性格があります。

1)契約の成立を証するための証拠という趣旨で授受される証約手付
2)契約の相手方が契約の履行に着手するまでの間、解除権を留保し、手付放棄、手付倍返しで解除することができるという趣旨で授受される解約手付
3)当事者に債務不履行があったときは、違約罰として、損害賠償とは別に当然に没収できる趣旨で授受される違約手付

一般的には、手付金を放棄して解除することができる契約がほとんどです。

民法(手付)

第五百五十七条

買主が売主に手付を交付したときは、当事者の一方が契約の履行に着手するまでは、買主はその手付を放棄し、売主はその倍額を償還して、契約の解除をすることができる。

第五百四十五条第三項の規定は、前項の場合には、適用しない。
とあるが別に定めればそれが有効に成ります。

契約書内容に賠償の予定が書かれている時はそれに従うことになります

たぶん契約書見てください・・賠償予定が記されてはずです 販売金額の20% と、したがって違約金の支払いが発生します。

不動産売買をスマートに決めるコツ

2012年3月26日

これまでの私のつたない仲介の成約事例ですが、

思い返してみると、不動産売買・・・買うのも売るのも・・・思い切りが大事だと思います。

探し始めて半年ほど経つと、探し始める前より、いろいろな情報を入手口を知ることになり、営業マンに対しても

“連絡は未公開の情報だけでいいから”

と言うようになります。

ところが、いざそのモードで動いてみるとガセネタが多いことに気づくはずです。
不動産検索サイトのみならず、各不動産業者のホームページやスタッフブログなどもチェックするようになります。

営業マンから知らされていない魅力的な物件が写真付きで不動産業者のホームページに出ていることもあります。
検討に検討を重ね、決断し、冷や汗をかきながらその業者に恐る恐る電話すると、すでに売却済み・・・ガクッ・・・。

業者のホームページはその会社の誰かが削除や更新しない限り何年もそのまま残ります。

以前、「金持ち父さん 貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ著)を紹介した時にも書きましたが、

信頼できる仲介業者を持つことが大切なのです。

これは不動産に限ったことではありません。株取引や保険や、車や・・・ちょっとした知識で得する買い方売り方ができる商品の場合に価値が出てくるでしょう。

そして、その営業マンからいい物件を紹介されたら、思い切って決断しましょう。
特に売り時の優柔不断は長期にわたって後悔を呼ぶこともあります。

200万円くらいのディスカウントの要請を断った挙句、後に800万円引きで成約…というケースもあります。

その辺も信頼できる仲介業者があってこそ正直に相談できるというものです。

どうぞ、当社をお役立てください。

不動産会社の広告  

2012年3月25日

今、横浜FMの放送が店内でBGMとして流れていますが、

不動産会社の広告やハウスメーカーがスポンサーになっている番組が多いのには驚きます。

以前はこんなことなかったのに…と思いながら。

不動産会社の中でも、仲介を専門にしているところは、お客様からの電話やメールなどのきっかけがないと仕事が始まりません。

インターネットで社名がいかにヒットするかを競っている昨今ですが、
見たいページを遮って広告が出てくると、わずらわしさ以外何物でもありませんね。

 

各戸に毎朝、新聞が配達されている頃は、新聞折込みチラシが主なきっかけづくりでしたが、
今では購読者が減って、それも、これから家を買おうかという30歳代の家庭での数が減っているので、
新聞折り込み広告をしても、費用対効果が悪いのだそうです。

もちろんこれには異論もあって、必ずしもそうではないという業者もあって、そこは相変わらず新聞折り込みをやっています。
一方、日本経済新聞には相変わらず不動産会社の広告が良く載っていますが、これは投資家への広告。
地域開発、ビル・マンション・アパート経営、都心の新築マンションなどが主です。

日曜の朝から陽だまりの中であれだけ不動産会社の広告を聞けば…
「よ~し、今日は(その宣伝をしている業者へ)家を買いに行くか!」と
なるのかなぁ~。

一般論ですが、テレビやラジオで広告を出している会社だから…安心できる業者だろう、

と思っているかたもいるでしょう。

当社は全然広告していませんが、地道にコツコツやっています。

ちなみに毎時零分の時刻を伝える時の広告、以前は「よ~こ~は~まぁ~そご~ぅ」でしたね。
ラジオの広告費って、ところでいくらくらいなんでしょう?