C棟に続いて、B棟の内部写真をご紹介します。
保険というものに飼いならされてしまった私たちは、不安を煽られるとどんどん保険に入って、
ついには保険貧乏になってしまいます。
知らぬうちに重複して加入してしまう代表が、旅行者保険。
クレジットカードを持っているかたは調べて下さい。きっと旅行時の傷害などの保険が付いています。
賃貸住宅に住んでいる方は、入居時に家財保険に加入することが多いと思いますが、
その保険がどんなものか、改めて見てみて下さい。
改めて加入しなくてもじゅうぶんな保険が掛けられているかも知れません。
一方住宅ローンを組んでいる方は、団体信用生命保険に強制的に加入しているケースが多いと思います。
そんな方は、○○生命の生保を見直すことも考えるべきです。
団体信用…は万一、お父さん(被保険者)が亡くなった場合、住宅ローンがその保険で賄われて、
残債は自動的に無くなります。
それ以上のものが必要なら仕方がありませんが、毎月の保険料がかさんで辛い場合は検討してみてください。
生命保険は、解約すると大きく損が出てしまう商品ですが、
「払い済み」や「減額」という方法もあり、それぞれ自身の身の丈に合った設計にしなおすことも可能です。
団信にも入っている、○○生命にも何千万円もの保険を掛けている…というとちょっと違うような気がしますがいかがでしょうか?
家を買う時に半自動的に申し込む火災保険。
これもよく内容を見ておかないと、余計な事故に対応している保険になっているかも知れません。
例えば、高台なのに水災をカバーする必要は…ないですよね?
戸建なのに、2階からの水漏れで下の階の人に損害を及ぼすことも…ないですよね?
不要な不安を煽られないように、日頃から気持ちの準備が必要ですね。
家は造成工事から始まり、基礎を造り、その後柱を立てて屋根を葺いて、内装を仕上げていきます。
当たり前ですが、基礎を造るまではどろどろの世界です。
油圧ショベル(通称:ユンボ)などがあたりを掘り返し、雨が降れば足元はぐちゃぐちゃ。
そんな現場も、屋根を葺いてある程度経つとやっと内部は土足禁止になります。
フローリングを施工した後に、傷が付かないようにシートを敷いて内装の作業をしていきます。
壁や屋根のクロスは最後の最後。
それが済むと、建築業者さんは建築基準法上の「検査」を依頼して、その日に合わせてフローリングの上に敷いてあるシートを外します。
検査が終わって「検査済証」が発行されるころ、発注主の検査となります。
そこで、フローリングや壁や機器の傷や、ドアや窓がちゃんと動くかチェックします。
建築中は用心に用心をして作業しているのですが、やっぱりどこかに傷が付いてしまうこともあります。
そんな時は、補修屋さんにお願いしてきれいにしてもらいます。
ホームセンターに売っているクレヨンで傷を目立たなくする…という感じの補修ではなく、
まったく跡が分からなくなるように直してしまいます。
それは芸術的なタッチです。
造り始めはドロドロなのに、仕上がると何千万円もする高価な商品となります。
300万円の車を買う時、ボディーに凹みがあるものをそのまま買おうとはしませんが、
その十倍以上する家なのですから、それなりの仕上がりにしないと商品ではありません。
こうして、細かい所の直しが終わると、晴れて引渡しの日を迎えます。