横浜市南区の不動産会社栄都

芸術的な仕上り

家は造成工事から始まり、基礎を造り、その後柱を立てて屋根を葺いて、内装を仕上げていきます。

当たり前ですが、基礎を造るまではどろどろの世界です。

油圧ショベル(通称:ユンボ)などがあたりを掘り返し、雨が降れば足元はぐちゃぐちゃ。

そんな現場も、屋根を葺いてある程度経つとやっと内部は土足禁止になります。
フローリングを施工した後に、傷が付かないようにシートを敷いて内装の作業をしていきます。

最後の補修はもう芸術的な仕上り!

壁や屋根のクロスは最後の最後。

それが済むと、建築業者さんは建築基準法上の「検査」を依頼して、その日に合わせてフローリングの上に敷いてあるシートを外します。

検査が終わって「検査済証」が発行されるころ、発注主の検査となります。

そこで、フローリングや壁や機器の傷や、ドアや窓がちゃんと動くかチェックします。

建築中は用心に用心をして作業しているのですが、やっぱりどこかに傷が付いてしまうこともあります。

そんな時は、補修屋さんにお願いしてきれいにしてもらいます。

ホームセンターに売っているクレヨンで傷を目立たなくする…という感じの補修ではなく、
まったく跡が分からなくなるように直してしまいます。
それは芸術的なタッチです。

造り始めはドロドロなのに、仕上がると何千万円もする高価な商品となります。

300万円の車を買う時、ボディーに凹みがあるものをそのまま買おうとはしませんが、
その十倍以上する家なのですから、それなりの仕上がりにしないと商品ではありません。

こうして、細かい所の直しが終わると、晴れて引渡しの日を迎えます。

タグ: ,

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。