再び東京ガス

2013年1月10日

東京ガスが展開しているエネファーム。

エコ○○○○という商品が巷に溢れているので、要は何よ?ということになるのですが、

このエネファームは何かというと、ガスを使って自宅脇で発電するシステムです。

ガスで発電機を動かして電気をつくるのですが、普通電気をつくるときに熱が発生しますけど、その熱で温水をつくるなどして有効利用しようというものです。

原子力発電や火力発電では、発電時に熱が発生しますよね?
発電所では煙突が立っていて、熱が逃げて行くのが見え見えですけど、
発電所が家にあるわけですから、その熱も使えちゃうということです。

東京ガスの受け売りではありませんけど、このシステムがもっと安くなれば各家庭に普及するんだろうなぁと思います。

が!

 

そのエネファームがこのたび(まだ発表されていませんが)値下げするらしいのです。

従来のタイプと大きさや機能は変えずです。

東京ガスはコレを売って行こうと本気のようです。

イニシャルコストがかかるから元取れないだろう…と思っているかた、一度検討されてはいかがでしょう?

 

受け売りじゃないですけど(笑)

感度が出ないのはお客様でなくて…?

2013年1月8日

建売住宅を販売していると、営業マンさんから「なかなか売れない理由」を伺うことがあります。

そんなもの言い始めたら理由は星の数ほどあるものですが、

その最たるものが、「完成しないと(売れません)」というフレーズです。

完成した物件のことを業界では「カンブツ」と言っているのですが、
業界人同士では「カンブツでないと、なかなか(お客様が)買ってくれないんですよね~」ていう感じです。
ところが、割と最近知ったのですが、カンブツでないと「お客様が」買ってくれない…のではなく、
カンブツでないと「営業マンが」(完成状況を)説明できない…からだということがわかりました。

営業マンが説明できなければ、当然、お客様もその物件のことがわかりません。

わからないのだから(買うのを)やめよう、思うのは自然です。
だから、営業マンさんには、物件…建物のことをもっと知ってほしいです。

出来あがりはどうなりますか?
壁の色はどんなのですか? 内装は? キッチンに食洗機は? 床下暖房は? フラット35対応か?
などなど。

逆に、今、こういうお客様がいるので、外壁はこんなふうに、食洗機はいりませんから床下暖房を、フラット35を使いたいので適合証明をとってください・・・
くらいに言ってきていただきたいですね。

造っている最中でしたら十分対応できるものですから。

感度が出てないのが営業マンさんであれば、早くから内容を知ってお客様に伝えれば、他の営業マンに勝てると思うんですけどね。

建売住宅の大手6社が経営統合で合意!

2013年1月7日

建売住宅の大手メーカーというと…

アイディホーム(株)、(株)アーネストワン、(株)飯田産業、タクトホーム(株)、(株)東栄住宅、一建設(株)
などが挙げられますが、
実はこれらのパワービルダー6社が昨年12月25日、
2013年11月に経営統合することで基本的合意に達しました。

詳しくは他に譲りますが、一建設、飯田産業、アーネストワン、東栄住宅は、もともと創業者が同じ兄弟会社です。

タクトホームは初期の段階から飯田の傘下ということで、統合されるのはそういった企業だということです。

人口・世帯数減少による住宅市場の縮小、他業界からの新規参入、ストック市場の拡大、新興国での住宅市場・住宅需要の拡大などの事業変化に対応
するための強固な経営基盤を構築することが目的だそうです。
経営統合は、持株会社を設立し、6社はその完全子会社としてその傘下に入ります。
各社は上場廃止となり、共同持株会社が新規上場を行なう予定。

こういうニュースですが、業界地図はどうなってしまうのでしょう?

統合後どのような形での営業になるのか不明ですが、
これらに入っていない中堅や、当社のような小さいところはスタートの「土地の仕入」から苦戦しそうな感じです。

大手は、設計や大工さんなど多くのスタッフを抱えているので、
泳いでないと生きていかれないサメと同じで、仕入れて建てて売っていかないと会社が大変なことになってしまうので、
多少利益が低くても土地を仕入れていきます。
つまり売主から高い価格で買取っていくということです。

そうなると、利益を1件1件で出していかないといけない中小の建売業者はスタートから苦戦を強いられてしまいます。
つまり、ほとんど大手に土地を買われてしまい、なかなか自分たちが買える土地が無い…という状況になってしまうのです。

今日でさえ難しい環境ですので、さらに大手6社が統合されてしまったら、
・・・どうなってしまうのでしょう?

もちろん、こういう時頼りになるのはコネクション(人脈)ですね。