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横浜市南区の不動産会社栄都

不動産査定について

2012年1月23日 月曜日

一戸建て、マンション、土地等をお持ちの方で売却を考えられている方はまず不動産屋へ相談に行くと思います。

その時、一番気になるのはいくらで売却出来るのかという事ではないでしょうか。

その時、不動産屋はどのようにして査定をするのでしょうか?

今までの経験値からいくら位と言うのでしょうか?

お客様から依頼があった場合、不動産屋は媒介価格について意見を述べる時はその根拠を明示する事が義務付けられています。

その為に「価格査定マニュアル」を使用しお客様に価格の根拠を説明できる様にしています。

価格査定マニュアルの基本構造は                                           

①     比較方式…対象不動産と類似の不動産が実際いくらで取引されているのかを調査し比較の上、価格を求める。

②     原価方式…対象不動産と同等のものを現在造ったらいくらかかるのかを調査し、これに対象不動産が造られてから何年経っているかによる減価修正を行って価格を求める。

③     収益方式…不動産が賃貸用等に供されている場合、収益を一定の利回りで割る事によって価格を求める。

 

の3方式を対象不動産によって使い分けマニュアルを作成していきます。

お客様は少しでも高く売りたいと希望価格を出され、不動産屋は取引事例等を基に査定価格を出すので基本的にはお客様の希望価格の方が高くなるケースが多いようです。

あとは話し合いの上、現実に市場で販売できる価格を設定し売出し価格を出します。

価格査定マニュアルには細かな項目を入力して結果を出すのですが、(財)不動産流通近代化センターのHPで項目は見られるので参考までに見てみるのも面白いと思います。

不動産は早いもの勝ち

2012年1月23日 月曜日

仁義なんてもう死語なんでしょうか?
いえいえ、仁義なく商売は続きません。

ただ、唯一無二と言ったのは他でもない不動産のことで、

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もし、営業マンが自分の顧客にとてもぴったりな不動産の情報をいち早く入手したとしましょう。

そんな情報を会社で公表したら、もしかして自分以外の営業マンが別の顧客に紹介してその唯一無二の物件が決まっちゃうかもしれません。

私も過去にありましたこういう状況が。

入社して間もないころは、あっけらかんと会社に公表したがために、自分が顧客と内覧する「前」に先輩が決めてしまいました。
それで勉強して、次は黙って…自分の顧客で決めました。

不動産は唯一無二なので、自分の顧客にぴったりの物件を紹介してそれで決まれば、顧客にとって「いい営業マン」になります。
最初にその物件を紹介出来なかった私は「だめな営業マン」でした。

会社内の立場?社内の仁義は…無視です。
定年までいるわけじゃないし、決めてナンボの社会ですからある程度は仕方がないんです。

ただ、秘密主義をあからさまにすると、その営業マンは他の営業マンからの情報からも遮断されて、いいことありません。
そのギリギリのところでやっているのです。


営業マンから、しつこく連絡を受けるお客様もいらっしゃるでしょう。
でも、いい営業マンは、本当にいい物件をいち早くあなたに伝えようと、昼夜構わず連絡するのです。

中には週末のご案内の予定を埋めるだけに連絡をする営業マンもいますが、これは…ですね。

不動産の情報はいつ何時に入ってくるかわかりません。
なにせ唯一無二なのでその辺だけご協力ください。

不動産を買う前に心配になること

2012年1月22日 日曜日

以前、売出し中の物件で現地販売をやっていたら、
隣の方が出てきたのであいさつをしました。

いろいろ話をしましたが、一番聞きたかったのは「どんな人が住むのか?」ということでした。
今こうして売出しているので、どんな人が住むことになるのかまだわからない…と答えると相手は一言
「変な人に住んでほしくないわね~」と。

気持はわかりますが、きっと新しく住む方も心配しているはずです。

そこの土地、気に入ったけど、周辺の住民に変な人…いないかなぁ~って。
そうですよね?

それにしても「変な人」て…。

おたがいさま

ちなみにこういうことを仲介業者に尋ねても、法律に触れることは調べますがそういう内容ではあまり真剣に聞いてくれません。
それに「ヘン」というのが抽象的ですしね。

私のお客様の中には、近所を回って「今度この土地を買おうとしている者です」と一軒一軒訪ねて行った方もいましたが、
それは制限しませんし、それで納得していただけるのであればいいです。

そこまでしなくても、朝、昼、夜、平日、休日、その土地に立って雰囲気を感じて行かれたかたもいらっしゃいました。

お互いさまの精神…は、「もったいない」同様、海外では聞いたことがありません。

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東日本大震災で、日本人の冷静な態度が世界から賞賛された背景に、きっとこの「おたがいさま」の気持ちがあったからではないかと思っています。

お互いさま…良い言葉ですね。