売れない、借り手もない 親が遺した「実家」をどうするか

2012年3月23日

週刊誌に不動産関係の話題が載るたびに読んでしまいます。

 

無用に不安をあおるものもありますが、週刊文春のこのルポは現実を映し出していました。

地価が黙っていても上がっていた頃は、「不動産を相続する=財産」 という公式でしたが、
今では財産ではなく「厄介モノ」になったりもします。

週刊誌に書かれていた実例は、田舎の物件で、両親が他界したあとは、草は生え放題、ゴミは腐り放題、
雪は積り放題・・・。
連絡先を教えたところ、頻繁にクレームの電話が入るそうで、ポストの郵便物が散乱している、門の扉が外れている…など
とても対応できないのだそうです。

毎日の生活に追われていて、田舎の土地家屋の心配をする余地などないのでしょうが、

そんな土地を売ろうにも売れない、借り手も…ない。
建物を壊して更地にしようにも、(所有者に)そのお金が無い。
自治体は、2010年から空き家条例というのをつくって、それぞれ対応しているとのことです。
つまり税金で個人のお宅を処理してしまおうというものです。

きっとこれは、田舎に限ったことではないでしょうね。

不動産は(必ず資産価値が)上がるという時代が来ないとも限りませんが、
今朝の新聞に「12年の地価公示」が載っていました。
下がる時代の対処を考えなければいけませんね。

どうぞ、心配な方はご相談ください。

不動産営業 反響がきたら!

2012年3月22日

最低聞かないと、仕事にならない項目が下記になります。

お客さんも、物件を真剣にさがしてほしいと思うなら下の項目くらいは答えましょう

名前
住所
電話番号
年収
頭金
家族構成
お探しの条件
どれくらい探しているのか
なぜ探しているのか
勤続年数
どこに勤めているのかなどなど

 

 

不動産の売却査定にご注意

2012年3月22日

株の取引をしている方は分かるかも知れませんが、株は一時上がって“いまナンボ儲けてるぞ~”と言っても

明日にはがた落ちしていることもあります。
つまり売り時が肝心。売って換金してはじめて利益(または損失)が確定します。

不動産も同様です。

一生に一度か二度…と考えている方は違いますけど、不動産を投資先として見ている方にとっては、
売り時がとても重要です。

売るとなると、最初のステップは「査定」
私の自宅にはほぼ毎日「売却査定承ります」のチラシが入ります。

あれだけチラシを入れられると潜在意識に刷り込まれて、つい電話をかけてしまうかもしれませんね。

私は査定を実際にしてきましたが、とても悔しい思いをしてきました。
これは心理戦なのです。

今、不動産の価格はとても不安定です。

3,000万円にしかならないと思っているあなたの不動産に対して、“うちなら4,000万でイケますよ”
なんて言われたら嬉しくなってたまらないでしょ?

即刻その不動産業者さんと媒介契約(あなたの会社に販売をお願いしますよ、という契約)を結ぶことでしょう。

でも、ちょっと待ってください。

きっと、大手の業者も、中小のところも、近隣の成約事例のデータを持ってくるでしょう。
それをあなたはじっくり見てみてください。

それが事実かどうかの確証はありませんけど、成約日もよ~く見てくださいね。
震災の前か後かでは市場は相当変わっていますし。

何社か査定しても構いませんが、事実は変わりません。
実際に相談して、あなたが納得された業者を選んでください。
私もそのおめがねに適うひとりでありたいと思います。

売却にまつわるトリックというか、売却の壺・・・についてはぜひ、ご売却を決められたらすぐにお話ししたいと思います。
失敗する前に、お気軽にご相談ください。