道路用地買収によるマンションの建て替え

2012年6月15日

正直どうなるのかと思っていました。

よく渋滞情報に出てくる鎌倉女子大前(横浜市栄区)。
そこから大船寄りに数百メートル行った所にあった「恒陽大船マンション」全87戸(築30年経過)

道路の拡張がもうそこまで来ているというのに、で~んとRC造のマンションが鎮座していました。

そのマンションの所有者さんたちはそのことをもちろん知って購入されていたはず。
でも、本当に拡張するとは思っていなかったかも知れません。

それがこのほど建て替えが完了して、地権者へ引き渡しが完了したとのニュースがありました。
新しいマンションは、名称も「オーベル大船マークスコート」(全70戸)と一新されました。
70戸のうち、28戸は地権者住戸とのことですから、恒陽大船マンションからそのまま居残った方が28世帯なんでしょう。
となると59世帯は他に移ったという計算です。

今では、最寄りの大船駅周辺にはビッグオレンジという工場跡地にできた巨大マンションなどがあり、
ますます交通便が良くなっていますし、マンション価格もいい感じに下げ止まりしているようですから、
移り住むいいきっかけになったのではないでしょうか。

建物の老朽化を原因とせずに、道路用地買収が建て替えの契機となったケースは全国的に珍しいそうで、
神奈川県では初だったとのこと。

10年あまり、話し合いが進まなかったものが、ある業者がどういう説得を行ったかわかりませんが、
それで区分所有者全員の賛同を得て実現したこの事業…。
素晴らしいことだと思います。

ちょうど政治では、同じ志をもってつくった(だろう)政党の中で真っ二つ…あるいはそれ以上にに割れてしまっている始末。

そんな中で、まったく志もバックグラウンドも違う方々を集めてひとつゴールに導かさせたのは凄いことだと思いました。
でも、人口が少なくなる中、鎌倉街道をそこまで広げなくても良いだろう…というくらい広げようとしていますが、
決まったことは修正しないお役所仕事のいい例のような気がしてます。

地鎮祭

2012年6月15日

本日、地鎮祭をしてきました。

物件の近くの神社に電話して、現地に来てもらい儀式をしてもらいました。

 

 

1.土地の神様や工事の守護神を祀る(まつる)こと
2.敷地(土地)の汚れを清めること
3.工事の無事進行
4.永遠の加護を祈願する

地鎮祭(じちんさい)は、建築の三大祭典の1つに数えられます。
三大祭式は他に、上棟式(じょうとうしき)竣工式(しゅんこうしき)があります。
祭典とは、祭り事なのでめでたい行事として捉えられています。

三大祭典の中でも、地鎮祭は最も大切であると考えられており、
現在では省略されることの多い上棟式や竣工式に比べて、多くの家作りや建築現場で行われています。

と神主さんは言ってました。

住宅エコポイントの使い道

2012年6月15日

やっと来ました。

住宅エコポイントを申請していたのが、やっと7月某日に振り込まれる…という通知です。

エコポイントというと、地域の名産品に交換…と思いきや、
住宅エコポイントとなると、追加工事の代金に充てることができるのご存知でしたでしょうか?

すでに住宅エコポイントは終了してしまい、今では「復興支援 住宅エコポイント」という名称になっていますが、
システムは同じです。

さて、ここでいう「追加工事」って何?ということですが、

家の内装、外装、外構に至るまで何でもOKです。
ただ、住宅の建築業者(あるいは事業主)の工事でしか使用することができません。

当社は直接建設はしませんでしたが、建売業者ですので事業主にあたります。

そのお客様はカーポートの造作や、窓の上に雨が吹きつけないようにひさしを新設しました。

もうすでに、工事は終わっているので、1ヶ月前ほどのゲリラ豪雨に大変役に立ったと喜んでいらっしゃいました。

やっと来ました!
と最初に言ったのは、もし万が一、「審査の結果(ポイントは)出せません」ということになったら?という不安があったからです。

なんと30万円分ですからね~、
工事が終わってからでないと申請できないので、もしポイントが出ないとなると大変困ります。

こういうのを地域の名産品を取り寄せるのとは別に「即時交換」と言いますが、
現行のエコポイントでも「即時交換」の制度はあるものの、30万円分だったのが、7万5千円分になってしまいました。
正確に言うと獲得できるポイントは15万ポイントなのですが、「即時交換」に使えるのがその半分の7万5千ポイントになっているということです。

追加工事に使いたいという方にとってはちょっと悲しいことですが、ご注意くださいね。

「復興支援」住宅エコポイントという名称ですので、

東北で被災された方々の支援のために使って下さいというのが主旨ですから・・・。