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横浜市南区の不動産会社栄都

もう一度見直しませんか?地震対策

2012年3月15日 木曜日

東日本大震災から1年が経ちましたが相変わらず震度5前後の地震が各地で

起こっています。

昨年3月11日以降、地震対策について各家庭での意識も高まり何かしらの

対策を講じた方も多かったのではないでしょか。

しかし、1年経ちその意識も多少薄れている感じもあるのではないでしょうか。

正直、私自身も意識の低下はあると思います。

改めてこの時期に見直す必要があるのではないかと感じています。

例えば…

●震災時の家族との連絡方法

・災害用伝言ダイアルの使い方を見直しておく

・避難場所を決めておくなど

●水、食料などの備蓄

・3日分以上の飲料水、食料品を備蓄しておく

・ラジオ、懐中電灯、衣類等を準備しておくなど

※東日本大震災の時には、店から飲料水、食料品が一斉になくなったり

買い置きで一気に購入したりで大変な事態に陥りました。

経験を活かし慌てないように事前準備は必要ですね。

 

その他いろいろあるかと思いますが、何が必要かを再度ご自身で考える事で

意識の向上、危機管理に繋がるのではないかと思いますので是非、この

時期に見直して頂ければと思います。

地震への備え ~住宅の頭は軽く~

2012年3月13日 火曜日

東日本大震災から1年が経ちましたが、新聞紙上で防災に関する記事や広告が無いことがありません。

先日、住宅のある部屋に鉄骨を組んで地震に耐えようという商品が広告で紹介されていました。

木造の家を全部耐震補強するのでは、お金も時間もかかった上に、どの程度安全なのか不安なこともあるのでしょう。

もうこうなったら見栄えがどうでも、地震が起きても生き残っていることが大事になってきました。
なんたって、4年以内に70%ですからね!(私は信じていませんが)

移動が多い人は車にもちょっとした食料や防寒グッズなどを忍ばしておいた方がいいですね。

よく、屋根に太陽熱温水器をつけているかたがいます。
無料で水がお湯になるのですからとても便利な機械です。
ただ、屋根にとっては非常につらい状況です。

本来、屋根には瓦が載る重さしか計算されていないので、補強無しにあんなに重いもの(約200kg)を載せてはいけません。

載せているかたはお気をつけください。

我が家も、2階にあったピアノ(これも約200㎏)を1階に移動しました。
もう、弾く人もなく物置きカウンター状態なので、処分も考えています(悲)

耐震、免震、制震、断震…

2012年3月12日 月曜日

3月11日を過ぎ、地震のことを考えたいと思います。

以前は地震が来ても耐えうる建物を建てようという思想のもと、耐震技術が発達しました。
しかし限界を感じたのでしょう、
高層ビルは、免震といって揺れを構造体が吸収して建物全体として被害が無いようにしようという発想になりました。
最近のビルは、ビル自体がしなることで倒れずに済んでいるのですね。

横浜のランドマークタワー(高さ296m)は、安定地盤の上に載っている…のだそうで…。
あんなに高いビルが地下3階の駐車場から下は数センチのコンクリートの床程度しかないって信じられますか?
わざわざ倒れるビルなんて造りませんか。

ところが最近は、制震といって、揺れをコンピュータで制御してしまおうというものもあります。

そう、ちょうどジャイロで転倒しない二輪走行ロボットや倒れないセグウェイがあるように、

倒れようとすると反対側に倒れ…というように、揺れの方向をコンピュータで検知して、そのビル自体が揺れないように太い腕でビルを動かすのです。
大がかりな機械が基礎を動かすわけですが、ビルにいる人は、全く地震を感じないそうです。
(縦揺れには対応しているのでしょうか?)

さらに断震といって、揺れからビルを断ってしまおうという発想があります。
住宅関連でいえば、地震を検知すると同時にポンプで空気を吹き出し、家を持ち上げてしまうものです。
ホバークラフトと同じ原理ですね。

さらにさらに、免震の応用なのですが、深く掘った地盤に免震機能を持たせたビルを建て、下に水を注ぎ込みます。

すると、水の浮力を活かしてさらに効果を高められるのだそうです。
ここまで書くと現実的な人は、ビルがひとつ地震で安全だと言っても、インフラ(電気、水道、ガス)がやられたら意味がない…とおっしゃるでしょう。

と思ったら、ひとつの街を水に浮かせて…という発想もあるとのこと。

もともと日本列島は地震の多いところにあたります。

船で行くとわかりますが、東京から大島、三宅島…八丈島、小笠原、グアム、サイパン…と下って行くと、そこはずっと火山銀座。
日本列島自体も北海道から九州以南まで100もの活火山があります。

そんな国ですから、揺れないはずがない…くらいのロケーションなのです。

揺れでビルや住宅が倒れてしまっては大変なことですが、揺れと一緒に生きていかなければならないのもこの列島に住む私たちの宿命です。

いつ大地震が来てもいいように、備えをしておくのが賢明でしょうか。

4年以内に70%の確率で?
私は疑問に思いますが、後にそれが間違いだと東大のセンセイに怒っても仕方がない話です。
皆様それぞれの責任でもしもの時に備えましょう。