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横浜市南区の不動産会社栄都

今では当たり前の貸し自転車業・・・発祥は横浜元町でした。

2012年4月28日 土曜日

1877年の横浜元町の三丁目で石川孫右衛門が日本人初の貸自転車業を開業しました。

貸自転車業を始めるまでの経緯としては、1877年に孫右衛

門が居留地31番地のチリドル商会を通りかかったときに

館主チリドルが自転車に乗っているのを見かけ、自転車を

見ていた孫右衛門にチリドルはこう話しかけたそうです。

「自転車は、汽車の次に早い乗り物で、練習すればどんな

狭い道でも走ることができる便利なものだ」と・・・。

 

西洋の各国では盛んに使っている自転車を借りた孫右衛門は30 分ほどで

乗れるようになり、その帰り道に「自転車は確かに便利だが、一台で銀16 枚と

いう高い値段では誰でも手に入れられる物ではない。この自転車を仕入れて、

時間貸しすれば大儲けできるのではないか。」と考えたそうです。

乗り方をチリドルに教わり、チリドル商会に自転車を注文しました。

この当時の自転車は借りるのにも高値で1時間25銭(当時、鰻重は

20銭ほど)にもかかわらず貸自転車は不足するほど大繁盛でした。

孫右衛門も「仏蘭西商館」から1887年に自転車を20台購入し貸し出しを

始めたところ大好評でした。

また、孫右衛門は住吉町6丁目に石川商会を設立し、1912年まで営業していました。

今では観光地やそれ以外でもレンタサイクルは当たり前のようにありますが、

約130年前にこのシステムを考え出した石川孫右衛門はすごいと思います。

約130年後の2140年に何が求められる時代になっているのでしょうか。

その時代を見ることは出来ませんが、かなり気になるところです。

日本ガス事業の発祥地・・・横浜中区!

2012年4月27日 金曜日

1870年(明治3年)、高島嘉右衛門は、県庁からガス灯の建設協力を頼まれ、

「日本社中」を結成。

高島は上海でガス灯建設を行っていたフランス人技師アンリ・プレグランを

招いて横浜でのガス事業計画を進めました。

工場は伊勢山下石炭蔵前に建設することとなり、1872年(明治5年)9月に完成。

同月26日、神奈川県庁付近および大江橋から馬車道・本町

通りまでの間にガス灯十数基を点灯しました。

これがわが国のガス事業の発祥です。

高島嘉右衛門のガス工場は、1875年(明治8年)に町内会に

譲渡され「横浜市瓦斯局」となり、現在は「東京ガス」になって

います。

 

ちなみに、現在の横浜市西区高島町の名は、1871年(明治4年)の京浜間の鉄道計画に賛成した

高島嘉右衛門が、野毛の石崎から青木町までの海を埋め立てた事業を記念して名付けられたと

言われています。

日本社中があった場所は現在の本町小学校ですが、校門入口には

文化財として1本のガス灯が残されており、そばには「日本最初のガス

会社跡」の記念碑があります。

横浜にはたくさんの博物館、ミュージアムがあります。

2012年4月24日 火曜日

横浜市内には、100以上のミュージアムがあります。

特に、中心部である中区には大小さまざまな施設がたくさんあります。

歴史的建造物が多く残る関内エリアで、横浜開港をはじめとする「横浜の歴史」が

楽しめるミュージアムを巡ってみるのも楽しいのではないでしょうか。

 

◇横浜開港資料館

横浜開港当時、日米和親条約が結ばれた場所にある横浜開港資料館。旧館と新館があり、新館には展示室(1階、2階)と講堂(1階)、閲覧室(地下1階)があります。日本と横浜の開港に関する資料や地図、「横浜もののはじめ」などが展示・紹介してあります。

 

 

 

 

◇横浜都市発展記念館

開港後の横浜の発展がわかる横浜都市発展記念館です。昭和初期を中心に、都市形成・市民のくらし・ヨコハマ文化から、都市横浜の発展のあゆみをたどるミュージアムです。煉瓦造下水道マンホールの模型や震災復興都市計画案の図などが展示され、横浜の発展についてよくわかります。歴史的建造物である旧日本電信電話公社の建物内にあり、同建物には横浜ユーラシア文化館もあります。

 

 

 

 

◇神奈川県立歴史博物館

神奈川県立歴史博物館は、国の重要文化財・史跡に指定されている旧横浜正金銀行本店の石造りの建物を利用した博物館です。ここでは、神奈川を中心とした歴史について、古代・中世・近世・近代・現代/民俗の5つのテーマに沿って展示されています。

 

 

 

 

などなど、横浜を満喫できるスポットが数多くあります。

横浜をあまり知らない方は、横浜=中華街・みなとみらいと思われている方も

多いかと思いますが(私もその内の一人でしたが・・・)、まだまだたくさんの見どころ

がありますので、是非足を運んで下さい。