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横浜市南区の不動産会社栄都

偽装の源泉徴収票で住宅ローン審査を受けた結果・・・

2012年6月4日 月曜日

良くある事ですが、ご主人の年収だけでは希望ローン額に届かないと言うことで

奥様の収入を合算してローン審査を受けるケースがあります。

下記のケースでは、合算収入や借入れには問題が無かったにもかかわらず審査が

通らなかった事例です。

 

 

 

 

 

 

 

 

上記の源泉徴収票・・・何が問題だったのか?

詐欺になりますので、これは絶対にやってはいけない事ですが、この源泉徴収票は、

住宅ローンを通す為に作られた偽者の源泉徴収票であることが見破られているから

ということでした。

上記の源泉徴収票のどこから偽装と判明したかと言うと、夫婦はそれぞれ全く別の

会社に勤務しているのに、源泉徴収票の字体や文字の配列が全く同じ源泉徴収票で、

会社名と住所の記載だけが違うというものだったからだそうです。

これは、源泉徴収票はそれぞれの会社によって作成するものなので、このように全く

同じの源泉徴収票が全く違う会社から出るという事はまず考えにくいと言うことです。

万が一あったとしても、銀行は疑わしき案件は排除するという観念がありますので、

この源泉徴収票を持ち込んだ業者さんは、後日銀行から総合的判断で否決です

という事になったらしいです。

こんな偽装で審査が通ると思ったお客がいるのかと思いましたが、それを持ち込んだ

業者は偽装の源泉徴収票を見ても何の疑いもなく銀行へ提出したということになります。

万が一、偽の源泉徴収票を受け取っても一般の方は、源泉徴収票を見る機会は

年に一回が普通と思いますので違いなど理解できないのが当たり前かと思いますが・・・

しかし、仲介業者の方であればお客さまの源泉徴収票を見る機会が多々あるかと

思いますので、果たして偽装を見破ることは出来るのでしょうか・・・

勿論、最終的には銀行側で判断されればいい事なのですが・・・

この事例は、詐欺罪に当たりますので絶対に真似しない様に!

携帯料金滞納で住宅ローンが通らない事も・・・!

2012年5月10日 木曜日

携帯電話端末の分割払いを滞納し、ローン審査などに使われる信用情報が傷つく事例が急増しているとの報道がありました。

携帯各社やカード会社などが加入する信用情報機関「シー・アイ・シー」(CIC)によると、端末料金の3ヵ月以上の延滞を示す「異動情報」の件数は2月に155万件と、1年半前の6倍に増加しているとのとこです。

高額なスマートフォン(多機能携帯電話)の普及や、通信料金などの増加が原因とされています。

携帯端末の割賦販売は、機種代を12~24カ月払いに分割して支払うタイプが主流です。

スマホ人気とともに増加し、10年8月に2249万件だった割賦販売件数は、今年2月には4511万件に倍増。異動情報も約25万件から約155万件に急増し、延滞の比率は1.1%から3.4%に悪化した。
増加ペースが速いのは、スマホの高額化が大きな要因とされており、従来の携帯端末は4万~5万円が主流だったが、スマホは7万~8万円と高額になり「月々の支払い負担が重く滞納するケースが多い」とのことです。

割賦契約者の約3割が20歳代までの若年層で、通信ゲームやネットを使えるスマホに切り替えたことで通信料やゲーム代が急増し、支払い余力が少なくなるケースも多いとみられています。
異動情報はカード会社などが共有しており、一度登録されると完済しても5年間消えず、自動車や住宅のローン契約ができなくなるケースもあります。
住宅ローンの相談業務関係者の話しでは、約1年前から、ローン審査が通らなかった相談者に携帯代金の滞納者が増えているということです。

20~30代前半が大半で、携帯端末の割賦が信用情報に関わる借金という認識が薄いことが問題視されています。

たかが携帯料金と安易に考えていると、近い将来結婚しマイホームを購入・・・という時に住宅ローンの審査が通らないことも起きるかもしれません。

住宅ローン手続きが原因で不動産購入を諦める?

2012年4月7日 土曜日

住宅ローンの失敗談として、物件の場所や間取り等に気を取られすぎて肝心の

住宅ローン手続きを後回しにしたことで、希望物件があるにもかかわらず

仮審査で希望金額に届かないと間際になって判明しあきらめることに・・・と

いうこともあるようです。

 

通常、仮審査で約1週間その後の正式融資承認が下りるまでに

約1~2週間掛かります。

物件の検討と住宅ローンの検討は同時に行うことをおすすめします。

また、不動産会社提携ローン1社のみで進めると仮に通らなかった場合は

改めて一から始めないといけなくなり時間のロスが発生してしまいます。

同物件を他の方も検討している場合もあり、そのロスの為にあきらめざるを得ないことにも成りかねません。

住宅ローンを検討する場合は、出来れば同時に複数に審査することでリスクを

回避するようにした方が良いのではないでしょうか。

一括決済する以外は、住宅ローンを組むことになりますがローン審査が通ら

なければ希望の物件も購入できなくなりますので・・・

不動産会社提携ローンに頼りきりで全て他人任せにせず、自分でも住宅

ローンについて事前に調べるように心掛けた方が良いかと思います。

一生の内で一番高い買い物なので、事前準備は怠らないようにしましょう。