‘徳ちゃん’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

脳科学を利用した家づくり

2013年4月30日 火曜日

脳科学者…という人が何人かテレビで活躍されていますが、

本当のところどうなんでしょうね。

テレビでは、何でもかんでも“衝撃的に””断言”することが大事だと言われています。
一方科学の世界では、よっぽどの裏付けが無い限り“断言”は禁じられます。

100人対象のアンケートで50人がyesと言って、調査の結果50% yesでした、と言うと即失笑されます。

テレビでは3人のサンプルで3人ともyesなら“100% yes”にしてしまいますからね(笑)

ま、それは置いておいて、
そういうことを前提に書きますが、先日のテレビで、その○○科学者が質問したこと。

勉強するときは、赤いペン立てと水色のペン立て…どちらが効率をアップさせるでしょうか?

答えは「水色」です。

水色は「(長時間)集中」するのだそうです。

陸上競技場のトラックも、以前は赤で「闘争心」を煽っていたのですが、今では集中力アップと、赤と比べて時間が短く感じるらしく、結果速く走れるようになるというのです。

へ~~、家の内装も、そういう知識をもって臨むと変わったものになるかもしれませんね。

経験則ですが、キッチンに青を用いているケースは滅多にありません。
それは食欲を抑えてしまうからといいます。
さあ、これから食事ってときに、箸が進まないのも…ね~。
痩せたい人にとっては良いかも知れません。

脳は人間の臓器の中で最も騙しやすい臓器のひとつらしいです。

イメージトレーニングや、薬のプラシーボ効果、サブリミナル効果、暗示や催眠術…みんな脳の感覚を利用していることです。

これを家づくりに利用したという話をあまり聞いたことがありません。

まずは勉強して自宅で実験してみたいですね(笑)

投資用アパートに1Rや1Kが多い訳

2013年4月28日 日曜日

利回り10%‼ 投資用新築アパート、1K×8部屋…なんて情報、結構ありますよね。

でもどうして、こういう投資用物件は1Kや1Rばかりで、2DKなどのファミリータイプが少ないのでしょう?

では、2DK以上のアパートはどういう人が持っているのでしょう?
書いてしまえば当たり前のことですが…。

投資用のアパート・マンションを持とうという人はとにかく収益が命。

例えば、8部屋あったとして、たまたま1部屋空いたとしても、次の月に入る収入は1/8減るだけで済みますが、
もしこれが2DK4部屋のアパートだったとしたら、1部屋出てしまうと、1/4減ってしまいます。
それだけリスクが大きくなるわけですね。

ですから、投資に向きにくいのです。

営業する立場にたっても、お客さんから2部屋退去したらどうなる?なんて計算させられたらその場で商談は終了になるでしょう。

ん?サブリースという手もありますか…。サブリースは相手が信頼できるかどうかで慎重に決めて下さいね。

 

一方、かといって建築されるアパート・マンションは1Rや1Kばかりではなく、2DKも造られています。

誰がそんなリスクを負うチャレンジをしているのか?というと、ちょっと様子は違いました。

こういうのはそこに土地が余っているので、税金対策にアパートでも建てておくか…という地主さんが多いです。

彼らは、そこに建物があるというだけで、固定資産税がだいぶ減りますので、
店子が入ろうが入るまいが…実際はそんな余裕はないとは思いますが、ローンを組んで物件を買っているサラリーマン投資家よりは緊迫感はないのです。

他にもっといろいろな背景があるものですが・・・。

ファミリータイプは、一回住み始めたら長く住むという傾向があるようですが、
不動産屋からしてみても、それもあまり嬉しくない話。
回転が良い方が儲かるからですけど。

首都圏に1Rや1Kばかり造って大丈夫?と思っていましたが、
新築ですと、新たに住む人だけでなく、中古の物件から移り住む人もいるのでとりあえず大丈夫なのです。

ですから、ビジネスとして中古アパートを買うとなると、素人の勘では怖いところがあります。

プロの見立ても必要でしょう。
どうぞご相談ください。

不動産の引渡し時の微妙な時間

2013年4月27日 土曜日

不動産の引渡しはたいてい銀行で行われます。

なぜかというと、たいていの場合、住宅ローンを利用されるから、または大金が動くので安全をみて…ということですが。

住宅ローンを利用する場合は、住宅ローンとしての借入として、何千万円かが一旦購入者の「通帳に」入ります。

入ったお金を実際見ることはほとんど無いのですが、一旦通帳に入った何千万かのほとんどが、売主の口座に振り込まれます。

そして同じく借入したお金の中から仲介業者への手数料や、司法書士への報酬など百万から数万単位の振込や現金が引き出されて購入者様がそれぞれ手渡しします。

すると、通帳には…ほとんど残って無い…ということになりがっかり…(笑)

代金をもらった売主、仲介業者や司法書士はその場で現金を確認して領収書を渡します。

こういったとっても機械的なお金の振り分けをするのですが、

そのお金が出てくるまで、早い時は20分程度、遅い時は2時間ほど待たされることがあります。

決済は、銀行の一室を借りて、そこで作業をするのですが、
まず、司法書士が委任状やらいろいろ書類を説明して、これで今日の決済できますよ、ということになったら、
仲介業者がたいてい用意している振出伝票や、振込伝票に名前を書いたり、銀行届印を押したり、

そうして一式を銀行の担当者に渡すと、その微妙な時間がスタートします。

なぜ微妙というかと言うと、本当に待つ以外何もやることが無いからです。

だからその時間が短い方が助かるのです。
物件のことなど、1つ質問があれば、長くても10秒もあれば回答できてしまいます。
最長で2時間!です、世間話で場を和ますのは結構大変です。

仲介業者だった頃は、とにかくいろいろ話題を考えましたよ(笑)
売主側になってその場にいると、仲介業者さんの大変そうなところを見れて微笑ましいです。