‘1K’ タグのついている投稿

横浜市南区の不動産会社栄都

投資用アパートに1Rや1Kが多い訳

2013年4月28日 日曜日

利回り10%‼ 投資用新築アパート、1K×8部屋…なんて情報、結構ありますよね。

でもどうして、こういう投資用物件は1Kや1Rばかりで、2DKなどのファミリータイプが少ないのでしょう?

では、2DK以上のアパートはどういう人が持っているのでしょう?
書いてしまえば当たり前のことですが…。

投資用のアパート・マンションを持とうという人はとにかく収益が命。

例えば、8部屋あったとして、たまたま1部屋空いたとしても、次の月に入る収入は1/8減るだけで済みますが、
もしこれが2DK4部屋のアパートだったとしたら、1部屋出てしまうと、1/4減ってしまいます。
それだけリスクが大きくなるわけですね。

ですから、投資に向きにくいのです。

営業する立場にたっても、お客さんから2部屋退去したらどうなる?なんて計算させられたらその場で商談は終了になるでしょう。

ん?サブリースという手もありますか…。サブリースは相手が信頼できるかどうかで慎重に決めて下さいね。

 

一方、かといって建築されるアパート・マンションは1Rや1Kばかりではなく、2DKも造られています。

誰がそんなリスクを負うチャレンジをしているのか?というと、ちょっと様子は違いました。

こういうのはそこに土地が余っているので、税金対策にアパートでも建てておくか…という地主さんが多いです。

彼らは、そこに建物があるというだけで、固定資産税がだいぶ減りますので、
店子が入ろうが入るまいが…実際はそんな余裕はないとは思いますが、ローンを組んで物件を買っているサラリーマン投資家よりは緊迫感はないのです。

他にもっといろいろな背景があるものですが・・・。

ファミリータイプは、一回住み始めたら長く住むという傾向があるようですが、
不動産屋からしてみても、それもあまり嬉しくない話。
回転が良い方が儲かるからですけど。

首都圏に1Rや1Kばかり造って大丈夫?と思っていましたが、
新築ですと、新たに住む人だけでなく、中古の物件から移り住む人もいるのでとりあえず大丈夫なのです。

ですから、ビジネスとして中古アパートを買うとなると、素人の勘では怖いところがあります。

プロの見立ても必要でしょう。
どうぞご相談ください。