‘匿名’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

ユーザーの声を形にした商品づくり

2012年1月20日 金曜日

本日の気になる記事です。事業をしているうえで、当然でしょうと思うのですが、なかなか決断できないところです。

下記記事のように、アンケートの数が多ければ統計を取りながら少しづつ方向性を決めていけるのですが、

一般の中小、零細企業は、統計例が少ないため、大手企業の真似をせざるえません。

しかし、大手ほどの商品ブランド力がないため、同じ商品を作っても、販売価格は2割ほど低く、コストは同等になるのです。

当社も含め、中小、零細企業は、オリジナルの企画をつくるというよりは、

完全なるオーダー品で勝負、オンリーワン商品を提供していかないと存在できなくなる日がくるのではないかと思います。

もしくは、自らが大手と呼ばれるようになるか・・・・・

 

 

(今日の気になる記事↓)

三井不動産レジデンシャルは、エンドユーザーや有識者らの声を反映した住まいづくりの取り組み「MOC(=三井オープンコミュニケーション)」を強化する。

これまでに累計約3万件以上の購入者アンケート、100回を超える座談会や300世帯以上の戸別訪問などで「声」を収集し、「ワイド洗面室」「ワイドバルコニー」「ファミリーアルコーブ」などを商品化。

更にこの2月からは、オリジナルのキッチン、内装カラーテイスト・室内ドアを、首都圏で同社が分譲するマンション「パークホームズ」を中心に導入する。
(住宅新報 2012年01月19日)

がけの危険性と対策

2012年1月19日 木曜日

横浜市の崖上への建築について書かれたものを発見。一部抜粋してみました。

既存擁壁がある場合

必要に応じ更に詳細な調査、検討を行う。

その上で地盤調査結果から擁壁背面の土質及び擁壁構造体支持地盤レベルの地耐力等も考慮し、総合的に現状擁壁を診断することが望ましい。
その結果によって、それぞれ下記のような検討を行い、擁壁の築造替え、その他安全上適当な措置を講ずるものとする。

コンクリートブロック積み等による増積みは、原則として撤去し上部を法面として整備する。

ア 外観上の異常等が大きく、改善する必要性が高い場合
外観上の異常等が大きく、進行性の異常があるか、緊急性が高い場合、改善する必要性が高いものについては、原則として築造替えを行う。

やむを得ず築造替えが出来ない場合は、補強・補修等を行うとともに、既存擁壁上部宅地の地表面をコンクリート土間等の不透水層で覆うものとする。

イ 外観上の異常等が大きい場合
出来るだけ、擁壁の築造替えを行う。やむを得ず築造替えが出来ない場合は、既存擁壁の補強・補修等の検討を行った上で、基礎を立ち下げる方法で計画する。その場合は、原則として既存擁壁上部宅地の地表面をコンクリート土間等の不透水層で覆うものとする。

ウ 外観上異常等がある場合
擁壁の築造替えを行うことが望ましい。やむを得ず築造替えが出来ない場合は、必要に応じ既存擁壁の補強・補修等の検討を行った上で、基礎を立ち下げる方法で計画する。その場合は、既存擁壁上部宅地の地表面をコンクリート土間等の不透水層で覆うことが望ましい。

エ 外観上異常等が少ない場合
擁壁の築造替えを行うことを検討する。築造替えをしない場合は、必要に応じ既存擁壁の補強・補修等の検討を行った上で、基礎を立ち下げる方法で計画する。その場合は、既存擁壁上部宅地の地表面の排水について配慮する。

 

上記のように書かれているが、業者が将来、商品にして販売することを考えると、検査済証のない擁壁は、見た目の問題ではなく、将来への保証等考えるとやり直しをしなくてはいけない・・・横浜はそんな土地が多い。また、一般の方は、崖を触ってはいけないと・・・予算が果てしなくあれば別ですが、プロでも、やってみないと分からないケースが多々あります。

そんな土地、当社で買取ります。お気軽にご相談ください。

 

 

 

新築マンション高放射線量問題

2012年1月17日 火曜日

今後の、不動産の重要事項説明はどのようになっていくのでしょう?考えさせられる事件です。もちろん、知っていれば説明することなのですが、この事件、不動産業者が知りえることではないと思いますし、消費者からみれば、知っていたら購入しない可能性のある事です。宅地建物業者としては説明責任の範囲がきっと広くなっていくことなのでしょう。エンド、エンドに近いところから順番に被害を受ける形になります。

 

【記事】福島・二本松市の新築マンションの室内から高い放射線量が確認された問題で、使用された石は、百数社の取引業者に流通したとみられる。
2011年7月、福島・二本松市に完成した3階建ての新築マンションで、通常より高い放射線量が確認された。
ことの発端は、このマンションの1階に住む女子中学生が所持していた積算線量計の値だった。
調査で、1階床下のコンクリートの基礎に、放射性セシウムが混入していたことがわかった。
さらに、このマンションから直線距離でおよそ3km離れた同じ市内の水路からも、通常より高い放射線量が確認された。
この水路の工事も、マンションの建設に関わっていたのと同じ業者が請け負っていた。
工事を請け負った業者は「どこどこというのは、あまり気にも留めなかったっていうのが事実。安心して使っていた」と語った。
材料となる石は、計画的避難区域の福島・浪江町の砕石場から出荷されたもの。
FNNの取材に対し、石を販売した双葉砕石工業の猪狩 満社長は「今、お住まいの人たちが、高い線量のところにいるというのは、結果論としては、申し訳ないという気持ちです」と語った。

(  http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120116-00000363-fnn-soci より抜粋 )