超小型車が不動産流通を変える?

2012年7月29日

旗型の土地のことを、業界では、センツーとか、シキエンと呼びます。

専用通路、敷地延長のそれぞれ略なんですけど。

センツーの物件は嫌だから紹介しないでね、なんてお客様から言われたこともあります。
でも、そうしてフィルターを掛けてしまうともったいないこともあるのではないかと。

なぜかというと、旗型の土地でもいいところがたくさんあるからです。
あと、超小型車の出現がますます具体的になってきたからです。

今年の秋には公道を走ることになるかもしれないその超小型車は、1人~3人乗りだそうで、
軽自動車よりも小型な自動車のことです。

原付は50ccまで、軽自動車は660ccまで。で、超小型車はその間の125ccまで。
50ccの原付であれだけ走れるのですから、馬力的には十分ではないでしょうか?

よく街中で、大きなワンボックスを一人で運転しているシーンを見ますが、
まったくもったいない感じがします。

私はぜひ欲しいですね。

不動産物件にとって、超小型車の出現は、面白い展開を生むかもしれません。

それは、最初に紹介した、旗型地、センツー、シキエンの土地が敬遠されていた理由が
ひとつ解消されるからです。
センツーの幅は、少ないところで2m、おおかた2.5m程度ではないでしょうか。
普通車を入れるのに問題はありませんし、2.3mあれば両側のドアを開けることもできます。
3ナンバーの車になると片方しか開けられないかもしれませんけど。

超小型車の幅はなんと、1.2mほど。長さも2.5mほどです。
すると、センツー部分に2台縦に置いて、自転車や原付を奥におくこともできます。

道路から家までぴったり2.00mしかない物件もあります。

普通車はさすがに侵入が難しいです。そんな物件でも、この超小型車だったらラクラク侵入できます。

これまで避けてこられたお客様も、ぜひ検討していただきたいですね。

 

これからは、ワンボックスカーは必要な時にレンタルして、日常は超小型車で…というライフスタイルになるかもしれません。
すると、センツーの物件は、割安感から人気が出てくる…かもしれませんね。

小さな車ですが、ライフスタイルを大きく変えることでしょう。

南まつり、イン蒔田公園

2012年7月29日

7月28.29日 横浜市南区 第37回南まつり

毎年、7月下旬の土曜日・日曜日に蒔田公園で南まつりがあります。

区内のみならず市外からも多くの方々が訪れ、南区の夏の風物詩としてすっかり定着した「南まつり」

被災地や電力事情に対する考慮から昨年は自粛された大盆踊り大型絵どうろうの展示が今年は復活するようです。

■概要
日時:7月28日(土) 29日(日) 両日とも14:00~20:00
会場:蒔田公園
アクセス:
横浜市営地下鉄「蒔田駅」から徒歩7分、「吉野町駅」から徒歩3分
京急「南太田駅」から徒歩5分
※駐車場はありません

 

宅建の試験 実は簡単?

2012年7月28日

今年もこの季節になりました。年に一回の宅建の試験。

今年は10月21日が試験日ですが、なんと20万人近い人が受験するようです。

サイトを見ると、昭和の時代から、だいたい合格率は13~17%あたりのようです。

でもこれ、背景があるの…ご存知ですか?

私はその一人ではありませんでしたけど、
不動産会社にいると、当たり前のように“受験して来い”と命令されることがあります。

言われた方は仕方がないからロクに勉強することなく受験して見事に不合格になりますが、
実はこういう人が大勢いて合格率を下げさせているのです。

試験会場にいくと結構びっくりするのが、その人種の多さ。
主婦や学生や、おじさまがた…ほんとうにいろいろです。

学生さんのように、じっくりそれだけ勉強する時間がある人にとって、宅建の試験は簡単なのかもしれませんね。

え?私?4回目でパスしましたっけ。
それでもぎりぎりでしたよ。
かなりのまぐれも幸いしました。

仕事をしながらだとなかなか勉強に集中できないので合格が難しくなりるのです。
え?言いわけ?

矛盾するようですが、勉強の内容があまり実務とかかわってこないので
つい実務に力が入ってしまうのです。

会社から “行け!!” と言われて不合格になりに来ている人達を除けば合格率はどれくらいになるのでしょうね?
この宅建試験、バブル景気の時は、なんと42万人も受験していたんですね。
そりゃそうです。独立して自ら不動産を売り買いすれば儲かりましたから。

それにくらべ、平成20年には26万人…そこから毎年減少傾向にあるので、
今年は20万人を切ってしまうかもしれません。
当たり前の話ですけど、儲からなければその職に就く人も少なくなってくるのもわかります。

念のために申しあげますが、不動産の仕事をするのに資格は要りません。
事業所単位でいえば5人に対し1人の資格者が要るということです。