‘赤外線’ タグのついている投稿

横浜市南区の不動産会社栄都

雨漏りの原因

2012年3月5日 月曜日

建物の立地条件によって、どこからでも雨漏りは起こります。

「雨漏り」=「屋根からくるもの」と考えていないだろうか?実はそれは大きな間違い。

多くの人は屋根を修理すれば大丈夫だと思っています。天井・壁・サッシなどいろいろなところに原因が。

「上からくるもの」という考えを捨てて原因をしっかり見極めないと、

「上を直しても直しても漏れる…」なんてことに・・・

屋根以外からの侵入というのはよくあるケース。知らぬ間に漏水し、

いつのまにか家中を腐らせてしまう可能性もあるのが雨漏りの恐ろしいところ…。

ただ屋根の修理をするだけでは対処しきれない

  • 外壁のひび割れ
  • サッシの建て付けの不具合
  • 瓦・屋根材のズレ
  • 換気口
  • 換気口

雨漏りの修理をする前に確実に原因と範囲を突き止める方法として

赤外線診断を行います。どこから雨漏りしているのか?どこまで雨漏りしているのか?

先ずは正確に把握することから始まります。そのままにしておくと軒や柱が腐り、

大切な財産である家が使えなくなってしまう可能性があります。

一刻も早く雨漏りの修理を行いましょう  

不動産の売買取引で雨漏りがある物件は売主さんにとっては、安くなってしまいますので・・・

 

 

セキュリティー対策  賃貸アパート・マンション編

2012年1月31日 火曜日

以前、私が在籍していた会社では、小規模でありながらも分譲マンション並の「セキュリティーマンション」を売りのひとつとしていました。

外には24時間赤外線が走り、不審者の侵入には警報が鳴り、分譲マンション並み?のエントランスを設け、人数の認証をして入り、影から認証人数以上の人が入るのを防ぎ、
自分の部屋の玄関ドアに行くと、鍵穴のないカード読み取り式の錠前があり、部屋に入ったらセンサーが働く…というシロモノでした。

これはまさに、「安全性」もさることながら、永遠のテーマ「空室対策」を兼ねたひとつの試みでした……が。

機能した点
1)入居希望者に訴えることができた(犯罪の被害に遭った方もいた)
2)セキュリティー費として賃料に上乗せができた

そうでもない点
1)赤外線の誤報が多すぎて、警報は鳴らないようにセットすることになった
2)人数の認証を誤って入館して警報が鳴っていたが、騒音が高いために警報音を消すことになった
3)入居者は宅配便の配達にいちいちエントランスに取りにいかなければならなくなった
4)玄関が電子錠になったため、内鍵、鍵の紛失などの対応や事故が多発した
5)室内の警報について、入居者は周囲の迷惑を考えて、スイッチをオフにしていることが多かった
6)室内アラームシステムは、自動的に登録された電話番号へ電話がかかる仕組みになっていたが、NTTの固定電話の登録が必要だった。入居者のほとんどが固定電話を設置せずに機能も使われず仕舞…

7)玄関のオートロックは電池式のため、電池が完全に消耗して入室出来ない事態がおきた。また、電池交換時に無理をして断線するケースが多かった

普通の錠前は数秒で開けてしまうそうです

これからの点
1)上記6)の例から、せめて携帯電話に連絡がいくようにするべき
2)防犯能力の強さと、生活の便利さは相反することなので、妥協点を検討するべき
3)実際事件が起こった時の対処を想定しておくべき

先に紹介したマンションでは、当初警報音のスピーカーが外に向いていたため、深夜の警報などで苦情が多発したり、
また、警備会社との連携の悪さから、実際に事件が起きた時の想定がまったく甘かったこともありました。

機械に防犯を任せても完全に防ぐことは出来ません。
ただ、現に毎日のように全国で犯罪は起きていますので、実情に見合った対策をたてるべきでしょう。

あまり、入居者に手間をかけるようなシステムは機能しないこともわかりました。
くわしい話は来店されたときにでも。

アパート・マンション これからのトレンドは?

2012年1月14日 土曜日

投資用のアパート・マンションを建築する場合、これからのトレンドはどうなるのだろうとよく考えます。そのひとつが「女性専用」だったわけですが、どうもぱっとしませんでした。

理由は先に書いたとおりです。

もうひとつ、「セキュリティー」にも注目しました。
犯罪が多いですからね。

アパートでありながら、エントランスがあって、誰でもかれでも玄関ドアまで来ることはできません。
インターフォンで相手を確認してからエントランスの解錠をします。

敷地の周りには赤外線のバリアがあって、もし泥棒が柵を乗り越えてくると感知するようになっています。

万が一、泥棒がそこに侵入したとしても、玄関ドアは電子錠になっていて、針金でコチョコチョする穴すらありません。

万万が一、泥棒が部屋に侵入したとしても、センサーが感知してアラームが鳴ります。それと同時にあらかじめ設定されている電話番号に自動的に発信して、部屋の物音を聞く事が出来たり、泥棒に声で威嚇することができます。

…とここまで書くとすごいのですが、扱うのは全部人間。
面倒くさがり屋さんは、警報の電源をオフにしてしまうし、しばらく使わないと、どの機械が何なのかわからなくなってしまいます。

さらに自動的に電話が…といっても、固定電話に加入しないとできないサービスで、せっかくの機能でしたのに使われるケースはほとんどありませんでした。

入門の手続きが厳しくなったことで、宅配の配達のたびに、エントランスに取りに行かなくてはならなくなりました。
これは、結構不評でした。
かといって、宅配のお兄さんのかっこして泥棒に押し入るのはよくある手口なようで、我慢してもらいました。

女性入居者に聞いたことがあります。

家に帰ると、何かちょっとしたものが無くなっていたり、玄関ののぞき穴が壊されていて、外から丸見えだったり。
怖いですね。
ちなみに玄関ののぞき穴は丁寧に壊して、中のレンズを取ってまたカバーをかけてしまうと、入居者は異常に気付きにくいのだそうです。

もしあなたが投資用のアパートを持つとしたら、セキュリティーを取るか、入居者の利便を重視するか…?

どう考えますか?