‘5-会社概要’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

こんな本いかが? 書き忘れ

2011年12月20日 火曜日

以前紹介した本「金持ち父さん 貧乏父さん」にとてもいいことが書いてあったので紹介しておきます。

前回はお金に関する知識を今より少し持つことで、夢が夢で終わらず現実できるようになる…かも?という話を書きました。

今回は、不動産仲介の仕事をやっていて実感したことを書きます。

それは、良い仲介者を持つ大切さ。

商売に通じたかたなら当たり前のことなんですが…。

自宅を購入する方にとっては、仲介手数料惜しさに、間を抜いて売主から直接買えれば、手数料が浮いてオトク…という発想になりますが、それは仕方がないでしょう。

ただ、投資物件を探している身となると違ってきます。

「信頼できる」不動産業者の「(デキる)担当者」と仲良くなることが利益獲得の大切な要素となります。

理由は簡単です。

投資家が欲している物件は、誰かかが売却をする話を持ちかけるから発生するものです。

この地所を売りたいんだけどいくらになるか?と…最初に相談をしにいくのは銀行か不動産業者です。

不動産業者は、まず自社で買えるのであれば買ってから再販します。
買えないのであれば、自社の営業マンに伝えて、すぐ購入できる見込み客がいるかどうか聞きます。
もしそこで連絡した顧客が買うとなれば、売買は成立したようなものです。

買主からしてみれば、シメたものです。
誰にも知らていない情報をいち早く知り、希望の物件を買えたのですから。
知らせてくれた営業マンに感謝することでしょう。

不動産業者はあなたと違って、四六時中不動産の情報に触れています。

(業者の)間を抜くことばかりを考えていると、数百万のために数億のチャンスを失う…というと大袈裟かも知れませんが、こういう新鮮な情報が回ってこなくなってしまうのですね。

不動産に限った話ではありません。
信頼できる業者のデキる営業マン…意識してみてください。

不動産投資 あなたのスタイルは?

2011年12月20日 火曜日

インカムゲインとキャピタルゲイン編

もし、これが絶対安全に儲けられる、という投資先があったら、それだけが投資対象として成り立っているはず。
でも実際はそうではなく、数えられないほどの投資商品があります。
幸か不幸か、どの投資も「絶対に儲かる」ものではないのです。

一方、もし、とても儲かる投資先があったとしても、あなたの性に合わない…というケースもあろうかと思います。

私が不動産投資の相談を受ける時、大きく二つの組に分かれるかと考えています。
それがインカムゲインをゲットしたいタイプか、キャピタルゲインのタイプかです。

インカムゲインとは簡単に言うと、1,000万円で不動産を買って、それを1,500万円で売って、500万円儲けました、というタイプ。
もちろん、最近多いマンションのリノベーションも含みます。
マンションを800万円で買って、リフォームに500万円かけて、2,000万円で売れれば、手元にとりあえず700万円…となります。
もちろん手数料や登記、税金などで700万円そのまんまとはいきませんが。

キャピタルゲインは、例えば1,000万円で不動産…たとえばマンションの一室を買って、他人に貸し、その賃料を毎月獲得していくというものです。今では、1,000万円もあれば都内のワンルームを買うことができ、利回りも4~10%程度あって、選り取り見取りです。
投資の対象としては、ワンルームやファミリータイプのマンションから、駐車場、一棟売りのアパートや、テナントビル、ホテルの一室などが代表選手です。
景気が良い時は土地の価格が上昇していたのであらゆる不動産投資でキャピタルゲインが得やすい環境だったのですが、地価が下がり続けている今はそれを狙えませんので注意が必要です。

 

 

一時ラブホテル・ファンドといって、投資額に応じてアガリを分配しようという投資がありました。
考え方によっては無くならない業種のひとつと思えるかもしれません。
ただ法的に大きな変化がありました。ラブホテルは平成23年1月から風営法の範囲に入ることになりました。結果、融資がとても受けにくくなったことから経営が難しくなりました。
それを見越しての投資商品でしたがホテル自体が存続できなくなれば、文字通り元も子もなくなります。

あとキャピタルゲイン派にとって忘れてはいけない大事なことがありますが、それはまた今度。

金持ち父さん 貧乏父さん

2011年12月20日 火曜日

今では珍しくないお金に関する本は2000年(平成12年)あたりから顕著にに増えてきたように思います。
私が読んだ中で衝撃的だったのが、「金持ち父さん 貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ著)です。これが2000年に出版されていま す。
著者はこの本を皮切りに続編を出していますが、次に出版された「金持ち父さんのキャッシュフロー クワドラント」は前著でホットにした読者の頭をより具体的に整理してくれました。

それまでお金について…ましてや自分の人生設計なんて、私は真剣に考えたことがありませんでした。
生命保険に加入するときに、人生プランらしきものを生保レディーが用意してくれましたが“意外とはかないものなんだなぁ~”と 感じたことを覚えている程度です。

私もサラリーマン時代は、きっと何歳で係長になって、課長になって…あとどうなるんだろ?くらいしか考えていませんでした。

著者のロバート・キヨサキはそんな平凡な(平和ボケしている)私たちに火をつけてしまいました。
お金についてのセンスを持てば、あなたが思い描いていたことが夢ではなくなって現実になる…かも?と教えてくれたのです。

次著のキャシュフロー・クワドラントでは、まず働く人たちを4つの領域に分けます。投資家、ビジネスオーナー、自営業者、従業員。

著者は無理矢理この領域へ行け!と言わない代わりに、それぞれの領域での生き方を書いていますが、
読んだ後どこの領域に行きたいか聞かれたら…迷わず、投資家!やビジネスオーナー!と答えるあなたに変身します。

当時たまたま海外に出る機会があったわけですが、向こうでよく“仕事なにやってるの?”と聞かれます。

ところが日本でよく言うように ○○という会社に勤めています…じゃ答えにならないのですね。その会社で何をやっているか?を説明しないと納得しませんでした 。
従業員を英語に直すと、オフィス・クラークとなるのでしょうが、海外でオフィス・クラークは、日本でいう庶務課の事務員くらいの印象のようです。
いかに従業員という地位が日本以外では評価が低いかを思い知らされたものです。

私たちは“(会社に従順な)いい従業員”になるための教育を受け、そのようになってきたと思います。

でも、この本を読むと「自由になりたい!」と心の奥底から湧いてくる衝動を抑えられなくなります。
さてあなたは変身するでしょうか?

①金持ち父さん 貧乏父さん  ロバート・キヨサキ著 筑摩書房
②金持ち父さんの キャッシュフロー・クワドラント  ロバート・キヨサキ著 筑摩書房