‘徳ちゃん’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

ゆうちょ銀行で住宅ローン?

2012年7月3日 火曜日

どうなんでしょうね、今日のニュースに出ていましたが。

住宅ローンに進出?

 

どうなんでしょう、というのはいろいろ意味があって…。

ああいう“半官半民企業”は利益度外視でやってくるので、
同じ商品をつくった場合、民間の銀行の住宅ローンに勝ち目があるかどうか…です。

利益度外視でやってくるのですが、その利益が適当かどうかは今の東京電力を見ていたらわかりますよね。

そして、ゆうちょ銀行に赤字が出たとしたら…どうせ税金で穴埋めするのでしょうね。

ゆうちょ銀の住宅ローンは、年収400万円以下に焦点をあてるというのですから、
不良債権になる可能性が高いといえば高いわけです。

え?で、50年ローンですか?
親子リレーもありなのでしょうか?

これだけ心配はありますけど、これでゆうちょ銀が“よっしゃ~!”となれば、
不動産の流通が活発になることは確実です。

短い目で見たら歓迎することなのですが、将来的に見ると…いかがなものでしょう。

景気が良くなれば、全て解決するんですよね。

エコの次は何なんでしょうね?

樹木の越境

2012年7月2日 月曜日

隣の家の木が越境している場合、勝手に切って良いのでしょうか?

法律ではどうなっているかご存知でしょうか?

よく言われるのが
“越境してきている柿の木の実は勝手に取っちゃダメだけど、隣から伸びてきた根から出てきタケノコは勝手に取ってOK”
という話。

つまり、枝と根では扱いが違うということです。
どうしてこういう解釈になったのでしょうね。

越境してきている木の枝…越境している方と、されている方とでは気持が違いますよね。

自分の敷地から出ているものはあまり見えないので見過ごしがちですが、
隣から入ってきているものはよく見えるので敏感になるのもわかります。

隣から枝が伸びてたから勝手に切った…という話をよく聞きますが、ちょっと待って下さい。

 

法律でも、勝手に切っちゃダメだけど、 “切って下さいね!”  と申し入れることはできますから。

とはいえ、民法も、相互の協力・受忍関係のもと円満に物事を解決することを前提にされているので、
権利がこうだからと、杓子定規に片づけては…角が立つというものです。

ただ、あまり受忍といっても、隣家の木の落ち葉が屋根の雨どいに詰まって屋根の雨水がきちんと流れない…というのでは
程度があります。

そんなときは、やはりお隣にふつうにお話しになられたら良いと思います。

でも、最近はそんな些細なことでもギャク切れされたりしますから厄介な世の中です。

法律上こうですから!なんて頭ごなしに言うのが逆効果だと思いますので、
どうぞ平和的に解決してくださいね。

どうしても嫌だ!!!どうしても(越境している枝を)切りたくない!

とおっしゃる隣家のかたがいらっしゃるのでしたら、
話し合いを法廷に移した場合それは通用しませんよ…ということです。

 

外国人…が不動産株を買っています

2012年6月30日 土曜日

日経平均株価が9000円を超えて今週末の取引が終わりました。

久々じゃないですか!

今朝の日経によると、割安感がある日本の不動産株に外国人が買いにきているとのことでした。

いいニュースです。
でも…ガイコクジン…て何?

株式市場で呼ばれている“ガイコクジン”とは、単に外人さんということではなく、

日本以外の機関投資家のことを指すようです。

機関投資家というのは、エンドユーザーからお金を集めてそれを運用する組織のことです。

例えば、政府系の金融機関、損害保険会社、生命保険会社、銀行、投資信託会社…等です。

 

彼らは日本の投資家と違い、動きが速いと言われていて、
彼らの動きが新しい流れを作ったりするので、短期売買をしている人にとってガイコクジンの動きって結構大事なんです。

彼らが積極的に買ってくるときは株価も上がります。
逆は逆の動きが起こります。

彼らが不動産株を買ってきているということは、不動産の動きにも直結するわけで、これから上がる…と踏んで買って行っている…かも知れません。

不動産に外国人投資家がお金を投入することは、全体的にお金や物権が流通することになり、
不動産市場は元気になります。

それがしばらく続くといいのですが、動きの速い彼らのこの先に注目です。

最近の株価はぐっとあげてバタンと下げる…という動きが続いていますから、
終値で9000円といっても手放しで喜べませんね。