‘優遇’ タグのついている投稿

横浜市南区の不動産会社栄都

住宅ローン どこで借りる?

2012年6月3日 日曜日

インターネットの時代になって、昔では裏方でしかわからなかったことがあからさまになっています。

住宅ローンのことについても同様です。

常に、今、どこの金融機関の住宅ローンが有利(金利が安い)なのか一目瞭然です。
いいえ、そんなことはありません。
住宅ローンを選ぶときに大切なのは「あなたにとって(有利なのは)どこの金融機関なのか?」

です。

ネットでのランキングが上でも、あなたの条件に合っていなかったり、
ランクが下でも、あなたにぴったりの条件ものがあったりするものです。

お固い金融機関のことだから、金利はパンフレットに書いてあるとおり…かと思いきや、
ちょっとしたさじ加減で「優遇」を勝ち取れるかもしれません。

本当のことを言うと、お客さんが「いちげんさん」で銀行窓口に行くより、
私たち不動産会社は銀行といつも二人三脚ですので、私たちを介して銀行に相談を持ち込んだ方が、
結果良い金利(や条件)が勝ち取れたりするものです。

銀行にとって私たち不動産会社は「お得意様」ですからね。

ネットで調べてピンポイントでそこだけ狙う…のもひとつですが、
方法のひとつとして覚えておいてください。

ちなみに今日のランキングをみると、
1位 新生銀行、  2位 ソニー銀行、  3位 住信SBI、 4位 イオン銀行…

あれ?メガバンクはどこいってしまったのでしょうね?
そういえば、住宅ローンは「儲からない商品」と化してしまったら撤退するところが増えている…なんて記事が以前出てました。

ソニーも損保に生保に銀行に…すっかり金融機関なんですね。

住宅ローン 最近のようす

2012年4月6日 金曜日

「住宅ローンから撤退の動き」

先日の日経新聞にこんなことが書かれていました。

住宅ローンを見直す(取り扱いをやめる)銀行が出てきている・・・ということですが。

記事のきっかけになっていたのが金利の優遇率が高い…つまり借りた時の金利が低くて有名な住信SBIネット銀行がいきなり住宅ローンの撤退宣言。

さまざまなサイトで、消費者に有利な住宅ローンを検索すると、多くの場合1位ででてきたところです。
金融業界でもいろいろ憶測が飛んでいるらしいですが、
審査の内容などで当局から問題点を指摘されたのではないか?という背景もあるそうで…。

一般的に、銀行にとって住宅ローンは打出の小槌のように、契約者が増えれば増えるほど長期にわたって利益が増えた商品でした。

商売をしたかたならわかると思いますが、
明日お客さんがゼロかも知れない…というリスクのもとで毎日営業をしているわけですが、

 

住宅ローンという商品は、ひとたび契約をとれば(他行への借換えがなければ)何十年に及んで利益をもたらしてくれる「お客様」ができます。

そんな住宅ローンから撤退するというのですから、
①よほど値引き合戦で利益が確保しにくくなっている
②返済が滞るなどで、貸し倒れリスクが高くなっている
ことからの判断だと思います。

住宅ローンは、いろいろ商品があります。
今のご年収や、現在お持ちの自己資金の額、これからの生活設計によって適切なものがあると思います。
ご相談はお気軽に。銀行での相談とは違った角度からお話しができると思います。

はじめての住宅ローン

2012年1月31日 火曜日

住宅ローンに詳しいという若い方は少ないと思います。

イメージ写真

一方、不動産業者は契約が決まればほぼすべてに住宅ローンが登場することになるので、当たり前のように詳しくなります。

もしあなたがまだ20歳代後半か30歳代前半で、はじめて住宅購入を考えていらっしゃるのであれば、
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ知ってほしいことがあります。

何事も外堀を埋める慎重なタイプのあなたは、
きっと仕事が休みの土曜日に銀行の住宅ローンセンターへ相談に行かれることでしょう。

さらに外堀から埋めるあなたは、
ネットのサイトで自分の年収などを入力して融資可能額を引き出すでしょう。

ところが、上の2つはいずれも、買おうと希望している不動産物件が具体的ではないため、
一般論程度の目安額がわかる程度です。
金利もです。

今、変動金利は2.375%ですが、銀行によっては、またはあなたの属性(年収や勤務している会社や勤続年数などの条件)によっては、
優遇といって、上の数字から金利をサービスしてくれます。
たとえば1.7%の優遇となれば、0.675%でウン千万円が借りられてしまうのです。

3,000万円融資、30年返済という条件の場合、

イメージ写真

変動金利そのままなら、月々の返済が116,600円で、総支払額が4,198万円

それが、0.675% になると…?
月々の返済は92,100円(差額24,500円)で、総支払額は3,315万円となります。
支払総額の差額883万円は大きいですよね~。

その金利優遇は、実は水ものですし、銀行も営利企業ですから…。
実際に不動産の購入となれば、外堀を埋めるのも良いでしょうが、まずは私どもにご相談いただければそのへんイチからお教えします。