‘事前確認’ タグのついている投稿

横浜市南区の不動産会社栄都

築浅物件って築何年まで?

2012年4月26日 木曜日

新築とは、建築後1年以内で居住の用に供していない物件のことを言います。

築浅物件の場合、何年以内という規定はなく築後2年でも5年でも築浅と言う

場合もあるので一概に築浅=何年という概念はありません。

不動産情報サイトが行ったアンケート調査結果によると、「築浅物件」に当て

はまる具体的な築年数は、「築5年まで」とする回答が8割を超えることが分かりました。

「築5年まで」と答えた人は全体の45.8%。「築2年まで」(8.8%)、

「築3年まで」(27.1%)と合計すると、80.7%の人が「築5年まで」を

築浅と考えているようです。

平均は5.2年で、男女別で大きな差はありませんでした。

また購入・賃貸別では、平均が購入では「5.0年」、賃貸が「5.5年」で

購入の方が、築浅の範囲に対してよりシビアである結果も出ています。

“築浅”という言葉はあくまでも物件に対するイメージを良くする為に

使われている感じがしますが、中古物件と謳うよりも“築浅”として広告

した方がなんとなく新築感があり物件に対する興味も湧くのではないでしょうか。

同タイプの2年の築浅物件と5年の築浅物件では、2年の

方が良いのでしょうがマンションの場合は、築年数の優先

とは別に管理体制(清掃状況など)などを直接目で見て

管理が行き届いているかを事前に確認することをお勧め

します。

新しいマンションではあまり見かけませんが、入り口付近の

ゴミ箱にチラシが散乱していたり、お知らせなどの告知

チラシも綺麗に貼り付けていないマンションもよく見かけます。

築年数が浅いからと言って管理体制が行き届いているとは限りませんので

出来れば数回に分けて物件を見に行きどのような管理体制なのかを事前に確認

することをお勧めします。

賃貸物件の重要事項説明

2012年1月29日 日曜日

先日、当社が仲介した賃貸物件の契約がありその物件を管理している不動産屋で契約を締結する為、同席しました。

その時の重要事項説明及び契約に関する説明の中で気になった事は、管理不動産屋の方が借主に対して曖昧な感じで返事していたという事です。

素人の私が、そんな対応でいいのかと心配になったくらいです。                   

例えば、契約期間が2年でH24.2.11~H26.2.10までとなっていたのですが、重説書ではH26.2.30までになっていました。(管理不動産屋曰く大丈夫!大丈夫!と‥何が大丈夫なのと思いながら聞いていました‥重説書の日付を訂正すればいいだけでは‥面倒くさいのか?)

又、借主からの質問に対し「たぶん大丈夫ですよ」と言うような曖昧な返事をしていました。

契約をめぐる紛争の殆どは「そんなことは聞いてない」という事から発生する事が多く、この「聞いてない」の殆どが重要事項の説明に関係する事で、本当に「聞いてない」という場合もあれば「聞いたけど忘れた」、「聞いたかもしれないけど良く理解できなかった」など理由はさまざまです。

そういった事を考えると重説時に時間をかけて説明をしても人は時間が経てば忘れてしまうのが常なので、今までの事例等で問題(クレーム)が起こりやすい事などを重点に理解してもらう事が大事ではないかと感じました。

個人的に賃貸で気になる事は今までの経験上、敷金に関する事、経過劣化(通常損耗)で傷んだものに関する責任はどうなるのか、何かが故障した時は貸主借主どちらの責任で補修するのか‥というものでした。

借主側も事前に気になる事があれば、納得のいくまで確認する事は非常に大切だと思います。

仮に契約時「その時は○○です」というように契約書に記載されていない事項が出た場合は口頭だけの確認ではなく追記で契約書に載せてもらうなど借主側の主張も必要だと思います。