新築の家を引き渡す時に、よく屋根のメンテをどうしたらいいか聞かれることがあります。

以前、建築業者さんに聞いたところ、二つ意見がありました。

１、定期的に塗装する
２、塗装は意味が無いからある２０年程経ったら屋根を葺き替えて、同時に防水シートも張り替える

私は屋根の構造を考えると、２の方がいいような気がします。

防水シートも永久に持つものではないでしょうし…。

雨漏りは、まわりまわって関係ない所から染み出てきます。

内側から見えてからの処置では手遅れになることがありますから、どうぞ気にしてくださいね。
それと同じくらい給排水管…特に水道水の管をある程度したら替えて欲しいですね。
管の中に錆や垢が溜まってしまうものです。
あれを見たら、水道水は直に飲めなくなってしまいます。

屋根も水道水も、気に掛ける人ってあまり多くないもような気がします。

家を探そうとした時に、夫婦で「今度見に行こうか」みたいな話になると思います。

そんな会話が出る頃には、普段の会話の中で新居のイメージや、それぞれ譲れないことを話されていることと思います。

今までお世話させていただいたお客様を振り返ると、ご夫婦で意見がひとつになっていたケースは･･･ありませんでした。

ただ、傾向としては、奥様が気に入って、それをご主人が了承する･･･という流れですかね？

家にいる時間は奥様の方が圧倒的に長いのに、お金を出す主体はご主人。
どちらの意見を尊重すべきは･･･複雑な思いですが、上のような流れになってしまうようです。

でも、どうしても譲れないものがあった場合は、集中して考えてみて下さい。

意外に譲れないと思っていたものがそれほど大きいウエイトを占めていなかったりします。

ご夫婦とはいえ、それぞれ違う人格ですから意見が違うのは当たり前です。

喧嘩せずに、じっくり話あってください。

どうしても出口が見つからない時は、私たちにご相談ください。
今までの案内の経験からお話できることがきっとあると思いますので。

これはハウスメーカーによっていろいろですから、契約前の重要事項説明時にチェックしておきましょう！
十数年前は、安いと思ったら建物だけで、トイレもキッチンも付いていない･･･というメーカーもあったというのですから驚きます。　現在はさすがにそういうところは聞かないですが、

こんなはずじゃなかった・・・とならないように一般的なことをお話します。

【付いているもの】
システムキッチン
もちろんのガス台
キッチンの換気扇
トイレの換気扇

トイレのペーパー受け、タオル掛け

温水洗浄機付き保温便座（1ヶ所）

システム洗面台（鏡・シャワー・収納庫つき）
給湯機
各部屋の換気口
火災報知機（煙感知または温度感知）
下駄箱
居室以外の照明
床下収納または床下点検口
インターフォン
各部屋へのテレビ回線（アンテナ接続を前提）
網戸
テレビアンテナ用接続線
散水栓
1階シャッター

【微妙なもの】
門灯
台所のつり戸棚
【付いていないもの】
2か所目のトイレの温水洗浄機能付き保温便座
洗濯機用の防水パン
カーテンレール
カーペット
各部屋へのLAN回線
エアコン
床暖房機
エコジョーズ・エコファームなど
電話接続コネクター
食洗機

もし、床暖房やTVの壁掛けのための下地、が必要なら、入居前に施工しておくことをお勧めします。

入居してからでは埃がたつのが理由ですが、もうひとつ、こういう（必需品ではなく）付属品は「後で」と思っていると
なかなか踏ん切りが付かず、やめてしまう状況になったりするからです。

思い切りも大事ですね（笑）

そうそう、防水パンですが、あれは戸建で１階に洗濯機を置く場合は必要ないんですけどね～。

あれは、意外に埃の温床となるものです。あってもいいけど、無くてもOKなので、よろしく！