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横浜市南区の不動産会社栄都

任意売却時、屋根に付いてるソーラーパネルはどうなる?

2013年7月21日 日曜日

任意売却というと、競売になる前に、自主的に家を売却する方法を言います。

ほとんどの場合、競売になっても任意売却であっても、手元に残る金額に大差はありません。

大差は無いものの、競売ではまったく受け身、手元に現金など残ることはありません。

一方、任意売却では主体は所有者である上に、引越代(30~50万円)くらい出る期待が持てます。

この時期の数十万円という現金はとても貴重です。

さて、本題のソーラーパネル…。
家の屋根に据え付けられているものです。
住宅購入時に、家のローンと別に、ソーラーパネルの購入でローンを組んでいる場合ですが、

結果を先に言いますと、任意売却となった場合、
ソーラーパネル屋さんにはローンの残金がほとんど戻らないということです。

家を購入する際の住宅ローンを組んだ1番抵当権をもつ金融機関が(現所有者の出せるお金の)ほとんどを持って行ってしまうからです。

2番抵当以下は、もらえても雀の涙程度。

ソーラーパネルのために組まれたローンなどは上の金融機関から見向きもされません。
ローンが途中で終わってしまった訳ですから、そのパネル、業者が引き取るのかというと…、業者さんも、いちいちまた屋根に上って…という手間を考えると、そのまま…ということになってしまうようです。