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横浜市南区の不動産会社栄都

消費税増税で不動産は買い?待ち?

2013年1月11日 金曜日

消費税が…この分だと来年4月から8%に、そのまた翌年の10月に10%にあがることになっていますが、

人生で最も高額な買い物であるだろう不動産の消費税となると、気にせずにはいられません。
本当にそうでしょうか?
消費税がかかるのは
新築戸建の場合は建物にだけ。
鉄筋コンクリート造の1億円の建物ですと、税金は500万円にもなりますが、
木造の2階建のものですと60万、高いものでも100万円程度です。

余談ですが、中古の場合、
売主が個人の場合は、消費税の対象でないので、非課税になります。

新築のマンションは、業者が売主なので、消費税の対象になります。
これも建物にだけ税が課せられて、土地分にはかかりません。
表示されている価格は、税込のものがほとんどです。

中古マンションは、売主が個人の場合はやはり非課税。
業者が買ってリフォームして業者が再販している場合などは、やはり消費税の対象になります。
もちろん、表示価格は税込のものです。

それまで消費税なんて気にしていなかったのに、
契約時にやっと、本体がナンボで、税金がナンボという明細を目にします。

契約書を見て初めて、「あ、コレ、消費税てかかるんだ~」とつぶやくお客様も何組かいらっしゃいました。
先に、本当にそうでしょうか?と書いたのは、

上の例で示したように、
不動産の価格に全て消費税がかかるもの、と勘違いしている人もいるので慌てないでくださいね、
ということが言いたかったのです。

いい物件があったら、消費税がどうであってもその時が決断のときです。

もし、運よく値引き交渉が成立したら、消費税増税分などあっという間にクリアできちゃいますからね。

ビビッときたら決断!不動産で幸せになる買い方の秘訣だと思うのですが…。

買い時、待ち時の判断

2012年11月9日 金曜日

液晶テレビの値崩れは、今になってみると凄かったですね。

40型が出たころは、型×1万円と言われていました。つまり40万円。
ところが、それから数年しか経っていませんが、中には型×千円で売られるケースもあります。

売れ筋の32型はもう、4万円切ってたりしますものね。

よく、テレビで節約!節約!とおっしゃっている女性経済ジャーナリストがいますが、
そのかたによると、今家を買うのは「待ち」だとのこと。

でもでも、よくその記事を読むと、消費税増税前に駆け込んでまで買い急ぐことはない、という内容でした。

住宅メーカーでは駆け込み需要をある程度見込んでいるようでしたが、
どちらかというと、「その後」の冷え込みの方を心配していたように思えます。

だから、駆け込み受注を煽らないのだそうです。

先の消費税増税前の駆け込みをしてまで…と言っている訳は、増税「後」に市場が冷え込むと物件価格自体が大幅に下がる可能性があるので、
消費税数パーセントの差なんか吹っ飛んでしまうというのです。

なるほど、
液晶テレビも、パソコンも、待っていると後にスペックの高くて安いものが出てきます。
ただ、それを待っていると、その人はいつまでたっても「大画面でテレビを見る楽しみ」は得られません。

家もそうで、最後まで待っていると値は下がるかもしれません。
ただ、不動産は世界にひとつ。値が下がるのを待っているだけだと他の人に売れてしまうかもしれません。
いつまでたってもその家で、家族そろって楽しい時間を過ごす楽しみは得られません。

脅かすわけじゃないですが、逃した物件ほど尾を引くものです。
そういう後悔はしてほしくありません。

買い時か待ち時か悩むところですが、買いたい時が買い時。
と私は思っています。

欲しい物件を、欲しい額で買う…「待ち」より「攻め」でいきましょう。
どうぞご相談ください。

住宅ローン控除で対抗?・・・できる?

2012年9月3日 月曜日

いつの間にか決まってしまった消費税増税。

二段階で上げるのなら、いっそのこと一回で…と思うのですが、どうやら税率は10%でもまだ足りないようです。

国の収入が無いのなら、国民から少しずつ吸い上げる消費税増税が(政治家にとって)最も簡単な策でしょう。

無駄を省く努力を中途半端にして、増税をしてしまうのはどうかと思いますが。

一方、住宅関連で言うと、消費税増税前の駆け込み需要が期待できるところですが、
顕著に(需要が)上がってきているとは私の知るところでは感じられません。

そんな状態を知ってか、政府は住宅ローンで所得税を減免する期間を延長する・・・ことを検討する。というニュースが
先日の日経の一面トップに出ていました。

さて、その(程度の)減免で、この状況の中、住宅が売れるようになるのでしょうか。

どうせ、何か施策を設けるのなら、長期におよぶサポートをしてもらわないと、
ほぼ税金のような電気料金と消費税を一方的に上げられたのでは、なかなか住宅を買おうとする人の気持ちが前向きにならないと思います。

世界的に不景気かと思いきや、新興国は高度成長期真っただ中!

そんな中で、先進国といわれる国々がヒーヒー言っているのはなんだか皮肉に見えますね。

金利を見ると、こんな時を逃してはもったいない思います。
なにせローンの金利は、優遇を得られてらもう1%を切っちゃってますから。
住宅は高い買い物であるだけでなく、支払いが長期に及ぶものなので、
単に数年程度の減税をしただけで、消費者の心に届くかどうか…。

単に頼っていちゃいけないんでしょうけど、いい施策をお願いしますよ~