今月、仕入れ決済予定の物件があります。広めの1R+Sのマンションです。
当社では、初の中古マンションの仕入れとなります。
会社より近かったのと、1Rとしては希少な広さがあったのと、駅近、陽当たりを加味してのことです。
ほぼ、8割解体してのリフォーム工事になります。そのまま利用できるものもあったのですが、
購入後のことを考えると、すべて新品を入れた方が喜ばれるのではないかと思いましたのでそのような方向性になりました。
資料の作成に入りました。出来あがりしだいアップしたいと思います。
(株)東京カンテイは12日、2011年12月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。
同調査は、同社のデータベースに登録された首都圏・近畿圏・中部圏におけるファミリータイプ分譲マンションの月額募集賃料を行政区域単位に集計・算出し、1平方メートル単価に換算したもの。
首都圏の1平方メートル当たりの賃料は2,567円(前月比1.3%増)となり、8月以来の連続下落に歯止めが掛かった。
都県別では東京都が2,936円(同0.4%増)、千葉県が1,574円(同0.5%増)。埼玉県は1,638円(同2.4%増)と大幅に上昇し、再び1,600円台に回復した。
千葉県と埼玉県は平均築年数が若返ったことが主な要因となっている。
神奈川県はおおむね横ばいの2,045円(同0.0%)で2,000円をわずかに超える水準での安定推移が続いている。
参考にと思い、記事を抜粋しましたが、あくまでも平均単価です。立地、向き、築年数等違うので、この数字を鵜呑みにしてはいけません。
神奈川県って広いのでエリアを絞るだけで単価は変わってくるはずです。
少し、意地悪な感じで、下記の記事を読んでみました。
■ストック市場拡大策目立つ
政府が掲げる、「2020年までに中古・リフォーム市場を倍増(20兆円)」の目標。 【なぜ、そこを目標にするのだろう?】
実現には、「中古を購入してリフォームする」スキームをいかに浸透させるかが鍵を握るが、昨年は官民双方で具体的な動きが目立った。
中古が敬遠される理由の筆頭とされる「品質の不透明さ」を解消する手段として
インスペクション(建物診断)が徐々に普及し始め、【皆、新築がイイと思うのだが?】
住宅専門の保険会社による瑕疵保険も2010年に登場した。【新たな天下り先を作ったのでは?】
これらを付帯し、仲介からリフォーム、保証までをまとめて提供する仕組みが、複数始動している。
こうした仕組みを、実際の需要にどう結び付けるか。
そこで期待されるのが、多くのケースで顧客と最初に接点をもつ仲介業者の役割。【最終的には、民間企業に押しつける】
国土交通省で10月に発足した「不動産流通市場活性化フォーラム」では、
「宅建業者のコンサルティング機能の向上」が今後取り組むテーマとして掲げられている。【ものは言いようである・・・・】
私は、不思議でならないのです。なぜ、中古のリノベーションを政策で薦めるのか?そんな方向性にすれば、全国民が、マイホームを持つことが出来ると考えてなのか?もしそのような考えであれば、やめるべきと思います。不動産の価格が下がれば、経済状況は必然的に悪くなると思うのが私の見解です。
不動産価格が下がる→銀行の貸出額が減る→資材工事単価下がる→給料減る→ローン借入限界が低くなる→不動産価格下がる
永久に景気の回復は出来ない状況になるのです。
まずは、社会経済を良くする方向性みつけてからの、社会保障、格差のない社会を目指すべきと私は思う
当社も中古住宅を購入しリノベーションして分譲しています。
しかし、その方法しか他に見当たらない、もしくは、それがベストであろう考え抜いての時のみです。