横浜市南区の不動産会社栄都

不動産広告の重箱の隅 ~再建築不可の土地は建蔽率0%?~

たまに、すごく安い不動産物件を目にすることがあります。

ですが、下の方を見ると「再建築不可」と書いてあります。「倉庫や家庭菜園に最適!」なんてキャッチコピーが書いてあったりもするでしょう。

 

たまに質問があります。

再建築不可なら、その土地の広告に書くべきは建蔽率は0%だろ?と。

 

いいえ違います。

その土地には、なんらかの理由が有って建築の許可が出ないのです。

よくある例ですが、それが、例えば接道の幅…それが最低限の2.0mに足りない…という場合、
確かにそこに新たに建築物を建てることに対し許可は出ません。

ただし、もし建築の要件を満たしている隣のかたが買ったら、その再建築不可の物件は再建築の要件を獲得し命を取り戻します。
当然、その地域の用途地域、その他の法令に従うことになります。

広告に「再建築不可」の土地の広告が出ていて、建蔽率50%と書いてあったとしても、それは間違いではありません。

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